line_box_head

おめでとう!ザ・ノース・フェイス。創業50周年、新たな50年へ向けて…

(2016.12.21)

カルチャーのTOP

icon

会場内には映像が流れ、ライブパフォーマンスなども。多くの関係者がお祝いに駆けつけました。
昨晩12月20日、ザ・ノース・フェイス創業50周年を祝って、東京・原宿でパーティが開催されました。関係者やザ・ノース・フェイス契約アスリートが一同に会し、会場はお祝いに駆けつけた入りきれないほどの人びとで賑わいました。

 1966年、アメリカ・サンフランシスコで小さなショップからはじまった同ブランド。創設者であるダグラス・トンプキンス氏が、23歳のころ、妻のスージーとともにオープンしたのが、ザ・ノース・フェイスでした。

2Fには歴代のカタログ写真が掲示され、50年の時の流れを感じさせます。

 この時代のアメリカは経済的に隆盛を極めながらも、ベトナム戦争や人種差別問題などを抱えていました。そんな閉塞した世の中に対抗するかのように、音楽や文学、大自然のなかに若者たちが新たな価値観を見出していきます。それがアウトドアカルチャーの源流ともいえます。ザ・ノース・フェイスはまさに、そんなカウンターカルチャーの流れのなかにありました。

世界のさまざまな場所で使われる同ブランドのアイテム。神々しい山がよく似合います。

 いまやアウトドアブランドは、登山やアウトドア愛好家だけでなくファッションとしても定着しています。とくにザ・ノース・フェイスは、既存の概念を打ち破るような新商品をつぎつぎに発表し、新業態を生み出し、他ジャンルとのコラボレーションを成功させてきました。それは、まるでクライマーが新たな高みに挑み続けるかのようです。

来場者に配られた50周年記念本。155ページにおよぶ。すでに締め切られてしまったが、先日ウェブサイト上でも申し込みサイトが開設されていた。

 NEVER STOP EXPLORING(探索をやめてはいけない)。ロゴマークには、この言葉が冠されています。ザ・ノース・フェイスというブランドは、この一言をつねに体現しているようです。最後に、ダグラス・トンプキンス氏の訃報が知らされたのは、ちょうど一年前の12月8日。チリ・パタゴニアでのカヤックツアー中の事故でした。あらためてザ・ノース・フェイスを生み出したトンプキンス氏に敬意を込めつつ、さらなる50年先にもアウトドアカルチャーが綿々と語り継がれることを、いちアウトドアファンとして願うばかりです。

(文・写真=須藤ナオミ)

 
 
ライター
A kimama編集部
line_box_foot