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今年も大盛況! 東川町アウトドアフェスティバルにMERRELLも氷上TRY ONマシンを携えて出展 !!

2017.11.24 Fri

林 拓郎 アウトドアライター、フォトグラファー、編集者

 北海道のほぼ真ん中あたり。大雪山の麓に位置する東川町は、町内全戸地下水という自然に恵まれた町。この町で去る11月11日、「東川アウトドアフェスティバル」が開催されました。

 イベントは今年で7回目となるBANFF MOUNTAIN FILM FESTIVAL過去作品の上映を中心に、3人の写真家によるスライドショーのセッションなどを開催。町内のカフェの他、patagonia、THE NORTH FACE、モンベル、mizu、YAMAtune、FieldEarth、NOW Bindings、Room Magazine、MERRELLといったアウトドアブランドやメディアも出展。北海道らしいゆるやかな時間が流れる中、多くのアウトドアファンが集まる場となりました。

左上/会場になったのは東川町の「文化芸術交流センター」。旧東川小学校をリニューアルした施設には日本語学校やギャラリー、ライブラリーが併設されています 右上/会場は旧小学校の体育館。アウトドアブランドがブースを出し、町内のカフェがコーヒーやカレーで出店。町じゅうが一体になって、アウトドアカルチャーを楽しむ一日を作り上げます 左下/会場の席はパイプ椅子。こうして、みんなでBANFF MOUNTAIN FILM FESTIVALの作品を鑑賞しようというわけです 右下/会場には地元のケーブルテレビ局も。まさに、ローカル感満載

 さて、ここにMERRELLが持ち込んだのは、アメリカ本国からやってきたスペシャルマシン。そして、昨年の東川アウトドアフェスティバルでも大好評だった、「Vibram® ARCTIC GRIP(ヴィブラム® アークティック グリップ)」を採用したシューズたちです。

 なにしろ、11月の上旬には町にも雪が降り、これからの数ヶ月は道路の凍結が当たり前という土地柄です。このエリアで「氷の上でも滑りにくい」ということになれば、これは生活に直結する一大メリット。というわけで、今年もツルッツルの氷の上で、アークティック グリップを採用したMERRELLのシューズを履いていただく「TRY ON」を実施しました。

 ちなみに昨年の様子は、Akimamaのこちらのページでもレポートしましたね。

【Akimama 過去記事】
すごいぞ「アークティック・グリップ」! メレルの新作モアブは氷でも滑らない

 

左/今回のマシンは足元のくぼみに大型の板氷をはめ込み、その上に立ってもらおうというしくみ 右上/ラインナップはMOAB FST ICE+ THERMOや、新登場となったJUNGLE MOC ICE+など。いずれも氷上のグリップ力には定評ありです 右下/両側に手すりを設けているので、安全性は抜群。おかげで、片足だけアークティック グリップ、なんてトリッキーな試履きも可能になりました

 およそ300人の来場者の中には去年のTRY ONでその実力を体験して、連れ立っている友人たちに「これ、ほんとに滑らないからびっくりするよ!」と勧める人がいるほど。中には「去年見たけど、なかなか試せなかった」という体験持ち越し組もいて、今年のTRY ONを心待ちにしていたとか。

氷がいかに滑るかを十分に知っている人たちが、乗った瞬間この笑顔。北海道で暮らす人たちだからこそ、こんな小さな氷の上に乗っただけで、アークティック グリップのメリットがどんなに大きいかを身体で感じ取ることができるのです

 今回、東川町でラインナップしたのは、MOAB FST ICE+ THERMOのようなミッドカットと、JUNGLE MOC ICE+に代表されるローカットモデル。お客さんの中には「雪の入らないハイカットモデルがほしい」という声もありました。

 この日の会場には用意されていませんでしたが、実は新しく8チンチ丈のジップアップブーツもラインナップ。というのもアクテック グリップがデビューした昨年もハイカットの需要は多く、そういった声に答えるために今年はラインナップを拡大したそうです。

4モデルが新登場。 MERRELLのアークティック グリップを採用したシューズが一気に充実!

 ですが、Akimamaとしてはミッドカットやローカットは、北海道の生活にかなりマッチしていると考えています。というのも、冬の北海道の移動は車がメイン。しかも、アークティック グリップが真価を発揮するのは新雪よりも氷の路面、つまりシーンとしては雪が踏み固められている街中です。

冬の北海道でよく出会う風景。積雪もですが、問題は氷です。アークティック グリップを採用したMERRELLシューズの効果を実感するのはこんな路面です

 であるならば足首が自由に動いて運転しやすく、ファッションの自由度も高いミッドカット&ローカットがベターなのではないか。そんなMERRELLからのメッセージを込めたTRY ONに、多くのアウトドアファンが驚きの声を上げていました。

アークティック グリップを採用したMERRELLのシューズ。その詳細についてはこちらへどうぞ
MERRELL

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