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十勝川が生み出す氷の宝石!  北海道・豊頃町のジュエリーアイスは 今が見ごろ!!

(2018.02.13)

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 北海道・十勝管内にある豊頃(とよころ)町で、冬にだけ見られる氷の宝石、「ジュエリーアイス」が今、見ごろを迎えている。ジュエリーアイスとは、十勝川を覆いつくす氷が太平洋に流れ出し、河口の大津海岸に打ち上げられた氷の塊が太陽の光を受け美しく輝く自然現象のこと。
 さっそく、豊頃町役場の企画課の方にお話を聞いてみました。

「ジュエリーアイスは、凍った川の水が海に流れ、それが岸に打ち上げられたものです。氷は打ち上げられる前に波にもまれるため、角が取れて宝石のように丸くなるんです。流氷と違い、氷が透明なこともジュエリーアイスの特徴です。朝日や夕日に鮮やかに照らされた姿や、うっすらと雪をかぶった姿など、時間や天候によってさまざまな色に変化してきれいなんですよ~」 北海道の豊頃町は帯広から車で40分ほどの場所にあり、豊頃町の中心部から大津海岸までは、車でさらに20分ほどで行くことができます。例年一月中旬から二月下旬、寒さの一番厳しいときにジュエリーアイスは現れるという。まさに、行くなら今でしょ!
 豊頃町役場企画課では、2015年から公式サイトで『ジュエリーアイス情報』を発信しています。十勝川の河口の様子や海岸の様子を写真つきで載せてくれていますので、ここをチェックしてからお出かけすれば、ジュエリーアイスを見られる可能性があがるかもしれません。

 見ごろの時間帯というと、光が氷を透けてきれない朝型や夕暮れ。内陸からの冷たい空気が温かい海水とぶつかることで海が「けあらし(気嵐)」という霧のかかったような状態になることがあるときも幻想的だという。この時期、この地域の気温はマイナス20度から30度まで冷え込むので、暖かな服装でおいでくださいとのこと。
 豊頃町にはほかに、ハルニレの木という美しい木もあり、町のシンボルにもなっています。推定樹齢は140年ほどだそうです。冬の早朝には付近を流れる十勝川の川霧をまとい、枝の先まで真っ白な樹氷で覆われた美しい姿を見せてくれるそうです。豊頃町のジュエリーアイスが見られる海岸の近く、十勝川の河口付近には、凍った川の上にアザラシやオオワシが姿を見せることがもあるそうですよ。ジュエリーアイスとアザラシ、ハルニレの木などこの時期にしか見られない自然の芸術を見て、ついでに北海道グルメも楽しんでこられたらいいですね! あ、ジュエリーアイスを写真に収めるカメラもお忘れなく!
(写真提供=豊頃町役場)

お問い合わせ:豊頃町役場企画課
TEL: 015-574-2216

 
 
ライター
Hochi Naomi

年間150日は野外で過ごす元祖・肉食系自然派ライター。シーカヤック歴は23年、世界一周ヨットに3年連続便乗取材中。狩猟免許と看護師免許を持ち、最近はトレイルランニングにもはまっている。著書に「タムタムアフリカ」(山と溪谷社)ほか。

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