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防災に、アウトドア遊びに、必需品の「ホイッスル」。地味だけど持っておくべきアイテムのひとつ

(2016.08.08)

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アウトドアショップでは定番のこの2つ。「ホイッスルなんてどれも似たようなモノ」だと思ったら大間違い。この2つは真逆の性質を持つ

 ハイキングイベントの途中に、ホイッスルの吹き比べをしてみたところ、案外評判がよかった。アウトドアではもちろん、日常の備えとしてもホイッスルに興味がある人は多いようだ。しかし、店で吹き比べはできないし、地味なアイテムだからかホイッスルに詳しい人も多くはない。実はホイッスルもボクの好きなアイテムの一つで、いくつも持っている。この機会にボクのお気に入りのホイッスルをタイプごとに紹介しようと思う。


イベントで吹き比べをする、様々な種類のホイッスル。最近は、バックパックのバックルやナイフなどに、おまけとして付いていることも多い

 アウトドアショップでよく見かけるホイッスルには、簡単に大きく分けると三つのタイプがある。

・タイプ1_本体が大きく、どんな音も出せる物
・タイプ2_小型だが、力強く息を吹き込むと、大型に負けない音が出る物
・タイプ3_キーホルダー程度だが、弱い息でも、ある程度の音の出る物

 ボクの場合は、山に行く時は、山のスタイルに合わせて、タイプ1か2を選んでいる。日常用にタイプ3を鍵に取り付けて持ち歩いている。


大型ボディで強烈な音のするウィンドストームホイッスル。小さな息でも音が出る。より音の大きなストームホイッスルがあるが、デザインが好きなコチラを使っている

 タイプ1で愛用しているのが、このウィンドストームホイッスルだ。ヒヨコに見える可愛いルックスとは裏腹に、少し息を吹きこむだけで、えげつないくらい大きな音が出る。自分の耳が痛いくらいだ。少々大きいが、デザインも良く、少し前に話題になったロングトレイル映画『わたしに会うまでの1600キロ』にも、同社のストームホイッスルが登場している。


フォックス40マイクロホイッスルは、小さな息では、音がかすれるが、強く吹き込むと強烈な音のするホイッスルだ。音量の調整などは苦手だ

 可動パーツが一切なく、薄くコンパクトなモデル。軽く息を吹き込むくらいでは音は鳴らないが、大きく息を吹き込むと、大型に負けないくらいの指向性の強い音が出るモデルだ。泥まみれになっても音が出やすく、首に掛けて匍匐前進しても邪魔にならないので、洞窟探検の時によく使っている。使い慣れているので通常のハイキングにも持っていくことが多い。


Nitecore社の「チタニウムホイッスル NWS10」こんなに小さなホイッスルなのに3千円ほど。以前紹介したE.D.C.の世界ではもっと高価なホイッスルもある

 家の鍵に取り付けていて、持ち歩かない日はないのが、このナイトコア社の高級ホイッスルだ。なんとチタン製! 丈夫で重さも5g以下。デザイン性にも優れ、これなら持ち歩いてもオシャレ? 大型ホイッスルほどの音は出ないが、倒壊した建物の下敷きになった時にも、生存を知らせるくらいはできそうな良い音が鳴る。

 ホイッスルで重要なのは「一度自分で吹いてみる事」だ。持ってはいるが一度も吹いたことがないという人が多いというのがボクの印象。迷惑にならない場所でぜひ吹いてみて! 意外と音が出なかったり、音が小さかったりするものだ。

 
 
ライター
森 勝

低山小道具研究家。元アクセサリーデザイナー。発明コンテストで賞金10万円を獲得した経験もあるギア好き。ブログは自転車とアウトドアライフ(遊び)

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