• 道具

こんなに軽くて何人寝られるんじゃ!? パーゴワークスから大型ネスト「ニンジャ ネスト」登場!

2017.04.10 Mon

藤原祥弘 アウトドアライター、編集者


「めざしたのはタープの開放感とテントの居住性の両立です!」

 とはパーゴワークスの新作「ニンジャ ネスト」を開発した斎藤徹さん。ニンジャネストはパーゴワークスの人気アイテム「ニンジャ タープ」と組み合わせて使える大型のネスト。三角柱を寝かせた形で、190×180cmもの床面積をもっている。

 大柄な男性が大の字になれるサイズで、成人男性2名ならゆったり、父・母・子の3人なら無理なくファミリーキャンプも楽しめる大きさだ。

「山岳テントの感覚なら男性3名が就寝可能。テストでは4人まで寝られました。ニンニン」とはお抱え忍者の樋口さん。

「意識したのは気温の高い時期や地域でのキャンプです。こんな環境では通気性を確保しつつ、虫はシャットアウトしたい。そのためメッシュ部分を大きくしました」

 この言葉のとおり、長辺側のサイドには大型のメッシュパネルを採用。そのかわり、4面のうち2面にはシルナイロンのパネルを採用し、雨の振り込みを防いでいる。

サイドを落としてA型テントの形に張れば、ネストに対するタープの張り出しは十分。三角形のパネルは上に向かってわずかに傾斜し、雨の振り込みに対して強くなっている。

ファスナーはサイド1面、と正面1面に装備。A型テント式に張った場合も出入りしやすい。

「サイド、正面のファスナーを開け放てば、タープの下にシートを広げたような感覚でも使用できます」と徹さん。

 細部の仕様にも使えばわかる納得のアイデアが。メッシュパネルにはサイドへと引っ張れるループを装備し、室内空間を広げられるようになっている。

 底面のバスタブの立ち上がりは高く、雨や砂の侵入を防ぐ。しかも、バスタブにテンションをかける4角は三角布を引っ張る方式なので、ペグをタープと共用することもできる。販売されているネストの多くが、ネストを立てるにはタープとは別にペグの打設が必要な方式なのでこれはかなり画期的。最小で6本のペグを打つだけでタープとネストが立ち上げられる。

 重量は約650g。約500gのニンジャタープと組み合わせた場合、1.2kgをきる重さで大きな就寝スペースを確保できる。カップルや家族でバックパッキングの旅へ行くといったシチュエーション、あるいは夏フェス用のシェルターとして活躍するだろう。 

 ニンジャネストはこの4月から全国の販売店で取扱開始。パーゴワークスのほかのアイテム同様、出荷数が限られているので、現在店頭にあるぶんの販売が終了すると来期の出荷をまつことになる。さあ、ニンジャネストにピンときた人はお店にダッシュだ!

パーゴワークス/ニンジャネスト
¥24,000+税

サイズ:190×180×100
重量:約650g
主素材:ナイロン30Dシリコンコーティング

「お求めは全国の取扱店で! ニンニン!」

Latest Posts

Pickup Writer

ホーボージュン 全天候型アウトドアライター

菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ

森山憲一 登山ライター

高橋庄太郎 山岳/アウトドアライター

森山伸也 アウトドアライター

村石太郎 アウトドアライター/フォトグラファー

森 勝 低山小道具研究家

A-suke BASE CAMP 店長

中島英摩 アウトドアライター

麻生弘毅 ライター

小雀陣二 アウトドアコーディネーター

滝沢守生(タキザー) よろず編集制作請負

宮川 哲 編集者

林 拓郎 アウトドアライター、フォトグラファー、編集者

藤原祥弘 アウトドアライター、編集者

ふくたきともこ アウトドアライター、編集者

北村 哲 アウトドアライター、プランナー

渡辺信吾 アウトドア系野良ライター

河津慶祐 アウトドアライター、編集者

Ranking

Recommended Posts

# キーワードタグ一覧

Akimama公式ソーシャルアカウント