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クオルツのチェアは、快適でコンパクト性もあって、フェスでの使い勝手よし

(2017.08.31)

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クオルツのライトビームヘッドレストチェア。現在、写真のグレーとブラウンの2色がラインナップされている

 野外フェスに行く時の必需品とは何だろうと考えてみる。帽子、水筒、雨具、お気に入りのTシャツに履きなれたシューズ(もしくはサンダル)。この5つが忘れてはならない基本アイテム。会場の規模や予想される天候によって、次にイス、ライト、長くつといったところが候補に上がってくる。

 しばらく前はイスも基本アイテムに入れていたんだけど、なるべく身軽に遊びたいと思うようになって、車には入れていくのだけど、会場内を動くときにはあまり持たなくなっていた。メインで使っていたのは三脚チェア。座り心地は、もちろん満足できるものではない。「コンパクトで軽い」。これだけがフェスで三脚チェアを使っていた理由だ。

 あまり使っていなかった間に、ヘリノックスを使う人が急激に目につくようになった。確かに軽くてコンパクト性がある。ヘリノックスのコンフォートチェアがデビューしたのが2009年のことだから、フェスでブレイクしたのは、この5年くらいのことなのだろう。

フジロックは何かと持ち物が多くなってしまうから、もう少しコンパクトになったほうが使い勝手がいいだろう

 久しぶりにフェスでイスを持ち歩いた。持って行ったのはクオルツのライトビームヘッドレストチェア。

 三脚チェアと比較することがナンセンスだと思うが、とにかく座っていて快適だった。三脚チェアは「疲れた時に休む」ことを目的にしていたのに対し、ライトビームヘッドレストチェアは「座っている時間も楽しむ」ことができた。

午前のピラミッドガーデンのように、ゆったりとした音楽でゆったりとした時間を過ごすのにはグッドチョイス

 重量は1.4キロとヘリノックスに比べてやや重い。この重さは一日中歩き回るようなフェス、例えばフジロックでは辛いと感じてしまうかもしれない。ひとつのステージに自分の居場所を作るようなフェスでのスタイルなら、ヘッドレストまであるのだから、かなりの高得点だ。キャンプサイトでのまったりタイムにもうってつけ。あえて付け加えるなら、次から次へとライブを追いかけないフェススタイルではドリンクホルダーが欲しかった。

 多様なシチュエーションで満足を叶えられるアイテムなんて、そうそうあるものではない。その意味では、コストパフォーマンスも含め、ライトビームヘッドレストチェアは野外フェスで「使えるアイテム」だと言える。

オートキャンプができるフェスならばチェアもキャンプサイト用とライブ用の2種を持っていくことも可能だけれど、ひとつとなるとコンパクトに軽量性と快適性を兼ね備えたこのタイプがおすすめ
 

クオルツ ライトビームヘッドレストチェア
7,800円+税

■使用時(約):幅51cm×奥行65cm×高さ95cm(座面の高さ:約35cm)
■収納時(約):長さ46cm×11.5cm×12.5cm
■重量:(約)1.41kg
■耐荷重:100kg
■材質:本体フレーム/
アルミニウム(アルマイト加工)、樹脂パーツ/ポリカーボネイト、ABS
シート/ポリエステル(裏面PU加工)

【ギアレビュー取材協力:WILD-1】

 
 
ライター
菊地崇 a.k.a.フェスおじさん

フェス、オーガニック、アウトドアといったカウンターカルチャーを起因とする文化をこよなく愛する。フェスおじさんの愛称でも親しまれている。

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