• 道具

電池管理の面倒から解放。さらに充実してきたUSB充電式ヘッドランプ

2017.11.28 Tue

森 勝 低山小道具研究家

 2016年に書いた「この分野の進化が著しい。USB充電式ヘッドランプが便利すぎる!ナイトコア T360」から1年。アウトドア用ヘッドランプにもUSB充電式が充実してきた。ペツルのアクティックコアやブラックダイヤモンドのリボルト、写真はマイルストーンのMS-B1プラスだ。

 LEDヘッドランプが初登場した頃は、20ルーメン程度と暗かったが、今やコンパクトモデルのペツル アクティックコアは350ルーメン、マイルストーン MS-B1プラスは250ルーメン、ブラックダイヤモンド リボルトは充電池モードで175ルーメンと、かなり明るくなった。その反面、消費電力が大幅に増え、2時間も使えばかなり消費してしまうが、電池残量が感覚でしか分からず電池交換のタイミングが難しかった。その問題を解消するのがこのUSB充電式だ。

 USB充電式は、ケーブルをつなげさえすれば満充電になる手軽さはもちろん、スマートフォンの普及でモバイルバッテリーを持つことが一般化し、電池が少なくなってきてもその場で手軽に充電できるメリットがある。ハンドライトの世界では「USBケーブルを差すのも面倒」と、左のライトのようにマグネット式の台座に付けるだけで充電できるタイプも販売されている。

 ボクの使っているメインの充電式ヘッドランプは、マイルストーンのMS-B1プラスと、写真の「Olight:H2R NOVA」。こちらは最高2300ルーメンのハイパワーだ。しかもこのモデルは台座式充電ができ、ハンドライトとしても使えるところが気に入っている。

 ヘッドランプの新調を考えているのなら、このいつでも満充電で気分が良いUSB充電式を選択肢に加えてみてはいかがだろうか? 少し高価だが、とても明るく、電池管理の面倒から解放されるメリットは大きい。

 ちょっとしたTipsを紹介すると、すぐに忘れてしまう操作方法や、ルーメン数や電池の持ち時間などを油性ペンで書き込んで使うと「もうすぐ下山なのでハイパワーで使っても大丈夫」など、計画を立てて使うことができる。

Latest Posts

Pickup Writer

ホーボージュン 全天候型アウトドアライター

菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ

森山憲一 登山ライター

高橋庄太郎 山岳/アウトドアライター

森山伸也 アウトドアライター

村石太郎 アウトドアライター/フォトグラファー

森 勝 低山小道具研究家

A-suke BASE CAMP 店長

中島英摩 アウトドアライター

麻生弘毅 ライター

小雀陣二 アウトドアコーディネーター

滝沢守生(タキザー) よろず編集制作請負

宮川 哲 編集者

林 拓郎 アウトドアライター、フォトグラファー、編集者

藤原祥弘 アウトドアライター、編集者

ふくたきともこ アウトドアライター、編集者

北村 哲 アウトドアライター、プランナー

渡辺信吾 アウトドア系野良ライター

河津慶祐 アウトドアライター、編集者

Ranking

Recommended Posts

# キーワードタグ一覧

Akimama公式ソーシャルアカウント