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シーカヤックにSUPに。冬の海遊びで愛用者急増中! 田植え用長靴「みのる君」の性能がスゴイ!

(2018.02.09)

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「長靴はいて、田植えでもするの?」
などと、冬がくるたび私が海上で愛用している、あるブーツを見た友達が砂浜で笑いながらいうのがこのセリフです。それもそのはず、そもそもこの黒いブーツ、農業用に作られた長靴、その名も「軽快ソフト みのる君」なのです。
 じつは今、冬期のシーカヤックやSUP、風を操り海で遊ぶディンギーなど、ウォータースポーツのシーンで、農業用ブーツ「軽快ソフト みのる君」の愛用者が増えているのをご存知でしょうか。

 一昨日、参加した神奈川県の葉山にある森戸神社「新年参拝カヤックツアー」でも、ガイドを含め14人中5人という驚異の使用率の高さでした。シーカヤッカーの皆さんが、声をそろえて「みのる君は冬のカヤックに便利で、履き心地がいい」と、愛用しているのです。
 広島県の竹原市にある作業手袋・履物の総合メーカー・アースアトム株式会社が販売している「軽快ソフト みのる君」は、いわゆるゴム長靴。農業や水産加工業といった産業の野外作業に使われているそうです。

 この長靴のポイントは、なんといってもその柔らかさと両足で約400グラム以下といった軽さにあります! 小さく折りたためば、両手に1足分が乗ってしまうほど。そして膝下までの長さのゴムは、海岸での乗艇でも水に濡れず、温かな足先をキープできるので、とても快適なのです。(ウェットのブーツ、濡れたまま海上にあると冷たいですものね)

 今回、葉山の森戸神社に参拝するために、2キロほど漕いでから再上陸。そして14キロ海上をシーカヤックで漕いだのですが、カヤックの乗り降りも、天然ゴムが柔らかく足にフィットして楽々。フットペダルを踏む感覚も鋭敏に分かり、なにより足先が暖かかった~。
 作業用手袋・作業用長靴を中心とした各種作業用品の開発・製造・販売をするアトム株式会社の竹森聖聖樹さんは、こう話してくれました。
「あらゆる作業に対応した製品作りにこだわっています。伸縮性の高い天然ゴムシートを使用、裏布つきで着脱がスムーズですよ。しかも縫い目のないシームレスで完全防水。まず、動く人の長靴ということを考えて作っています」。

 裏地がついているので、水作業や野外スポーツでも蒸れにくく、外側は完全防水でありながら、内部の湿気は布が吸収してくれ、動きやすい構造になっています。

 岩場を歩いても、独自の滑り止め加工が強力なグリップ力を発揮、振動軽減加工を施しているので、激しくカヤックで波乗りをしても動きについてこられる長靴なのです。

 アトム株式会社は、トライアスロン選手のサポートもやっています。農業用の長靴として出発したみのる君ですが、自然が好き、自然の中で動くという点では、農業もアウトドアスポーツも似ているのかもしれません。
 長靴はリサイクル素材で作られ、独自の配合技術で氷点下20℃の環境下でもゴムが固くなりません。ゴムの靴下を履いているような感覚で、とても柔らかい。長靴の形を決め、使いやすさ・使用感を決定づける金型の設計や改良に重点的に取り組んでおり、人間の手の形状や動きを徹底的に観察・分析し、設計・試作を繰り返すことで、使う人の立場に立った納得のいく完成度の高い製品づくりを目指しているといいます。

 カヤックを降りて、佐島のハンバーガー屋まで、「みのる君」を履いて歩いてみました。普通に歩けます。走れます! 海遊びが終わったら、クルクルと小さくバックにしまえるという、このコンパクトさも、非力な女子には大きな魅力です。

 今回、海遊びの翌日に、東京に大雪が降りましたが、この小さく折りたためる長靴があれば、急な悪天候にも対応できます。本当に、柔らかくて、履き心地が良くて便利なのです、「みのる君」。田植えだけに、独占させておくのはもったいないです。街で履いても、遠くから見たら、おしゃれな黒いロングブーツに見えなくも……ないです。 取り扱いのあるホームセンターや、Amazonといったネット通販で2000円前後で購入できるのも、利用者にとっては魅力でしょう。小さくたたんで、こんな時代ですから「備えよ、常に」。サイズは22センチから28センチまであります。

 また、みのる君(在庫のみ販売・急いで!)のほかにも、農作業用長靴やアウトドア・ガーデニング用のパッカブルブーツなども多種多様販売されています。なかでもいろいろなカラーがあるグリーンマスターシリーズ(上写真左)は、音楽フェスで履いてもおしゃれで機能的ですよ。

軽快ソフトみのる君(指付)/軽快ソフトみのる君(先丸)

●お問い合わせ先
アトム株式会社 
〒729-2317 広島県竹原市忠海東町4-2-1 
TEL:0846-26-3351 

 
 
ライター
Hochi Naomi

年間150日は野外で過ごす元祖・肉食系自然派ライター。シーカヤック歴は23年、世界一周ヨットに3年連続便乗取材中。狩猟免許と看護師免許を持ち、最近はトレイルランニングにもはまっている。著書に「タムタムアフリカ」(山と溪谷社)ほか。

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