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収穫を祝う起源がある勤労感謝の日に開催される農民によるフェス「農民ダイナマイト」

(2016.11.21)

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今年もフィナーレを農民ダイナマイトのフィナーレを飾るのは奈良大介さん。子どもたちも参加しての音楽の輪が生まれる。

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フェスと地元の祭りが融合したような雰囲気が魅力だ。収穫したばかりの農作物を販売する出店もある。

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去年までは、毎年のように最高のフェス日和になった。しかし今年の天候は? 天気が良くなることを祈ろう。

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入場は無料。「みんなのハートに種を蒔く」そんな農民たちの心意気が伝わってくるフェスだ。

 11月23日は勤労感謝の日。1948年に国民の祝日として制定されたけれど、その年の農作物の収穫を祝う新嘗祭の日として、1873年から11月23日が休日として続いている。

 この新嘗祭の日に、山梨県で農民によるフェスが開催されている。その名も「農民ダイナマイト」。今年で7回目の開催となる。おそらく定期的に開催されている野外フェスでは、関東では一番遅い時期なのが、このフェスだろう。

「もともとは開催場所の甲州市塩山の神金地域に住んでいる若者と自然豊かな神金を愛する仲間達がお酒の席で『神金で何かフェスやりたいね』というゆるいノリでスタートしたのが『神金フェスタ』でした。そして回を重ねていくに連れて、今年のメイン会場である神部神社の氏子さんや、昔から神金に住んでいる地元住民さん達とも繋がり、2014年から『農民ダイナマイト』と銘打っています。普段から我々実行委員会のメンバーは野菜や果樹の栽培をしている農民です。五穀豊穣を心から願い、みんなで喜びを分かち合ってお祝いするにはぴったりな日だと思い、新嘗祭の日で開催を続けています」と実行委員会の雨宮陽一さん。

 11月のこの時季は、農作物の収穫もほとんど終わり、雨宮さんなど実行委員会のメンバーにとっては時間的に余裕もあるという。しかも11月23日は晴れの特異日と言われているほど、関東地方では雨が降ることが少ない。しかも紅葉が見頃を迎える。雨宮さんら農民にとってはフェスを開催する最良の日が11月23日なのだ。

 ライブや出店というフェスならではのコンテンツのほか、青空のど自慢大会や農民大運動会、餅つきといった地域のコミュニテイと密接な関係が想像できる企画も用意されている。もちろん農作物を販売するマルシェもある。

「農業や農民のライフスタイルに触れて欲しいし、それを持って帰ってほしいです。土に触れること。野菜を食べること。これって今の時代に大切なことなんだと思っています。ローカルが生んだ新しい地元のお祭りが『農民ダイナマイト』です」

 今年の農作物の収穫を祝うフェス。こんなフェスが、全国各地で開催されればいいのになぁと思う。

農民ダイナマイト

開催日時:11月23日(祝・水)10時〜16時
会場:甲州市塩山 神金小学校付近
出演:奈良大介、TUFF SESSION、stillichimiya、他
入場料:無料

 
 
ライター
菊地崇 a.k.a.フェスおじさん

フェス、オーガニック、アウトドアといったカウンターカルチャーを起因とする文化をこよなく愛する。フェスおじさんの愛称でも親しまれている。

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