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フェスおじさんの「フジロックはこれを見なきゃ」第2回 南部ロックの超新生 マーカス・キング・バンド

(2017.05.14)

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弱冠20歳のマーカス・キングが率いるブルース・ロック・バンド。これだけ南部っぽいサウンドを放射するバンドの来日は珍しい。

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昨年秋のメジャーデビュー盤は『マーカス・キング・バンド登場!』という邦題で5月にリリース。ブルース・ロックのバンドの国内盤リリースは、最近では珍しい。

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アルバムのインナーから。音も年齢不詳だけど、見た目も年齢不詳。

 今年出演するアーティストの新作を、すべて聞いたわけでもないので断言はできないのだけど、とにかく気に入って、ゴールデンウィークから何度も聞いているのが、マーカス・キング・バンドだ。南カロライナ州グリーンヴィル出身のマーカス・キングが率いるブルース・ロック・バンドだ。

 アメリカでは、彗星のごとく若いミュージシャンが現れることがある。マーカス・キングは、まぎれもなくそんな一人だ。なんてたってまだ20歳。2015年にインディーからリリースされたアルバムとツアーで注目を集め、昨年メジャーデビューを果たした。。そのアルバム『マーカス・キング・バンド登場』(国内盤は5月10日にリリース)を聞いてみようと思ったのは、プロデューサーがウォーレン・ヘインズだったから。ウォーレンはオールマンブラザーズ・バンドのツイン・ギタリストとして、アメリカでは屈指の人気と実力を誇っている。自身が率いるガヴァメント・ミュールではフジロックにやってきている。そのウォーレンがプロデューススするのはどんなアーティストなのか、興味がつのった。

 そのアルバムはブルース・ロックで何年もアメリカをツアーしているようなクオリティを持っている。久しぶりにギターソロが満載のアルバム。クレジットを見たら。オールマンズのもうひとりのギタリストであり現代三大ギタリストと呼ばれるデレク・トラックスも参加している。ウォーレンにも、デレクにも、決して引けをとらないプレイを聞かせてくれる。きっと数年後は、アメリカを代表するギタリストに育っていることは間違いない。

 アメリカの南部らしいギタリスト&シンガーが、久しぶりにフジロックに登場する。ヘブンでたっぷりやってくれないかな。

 
 
ライター
菊地崇 a.k.a.フェスおじさん

フェス、オーガニック、アウトドアといったカウンターカルチャーを起因とする文化をこよなく愛する。フェスおじさんの愛称でも親しまれている。

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