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新宿22時40分発の終電で秘境へ。オールナイトのキャンプインフェスがそこで開催されている。

(2017.09.02)

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 山梨県の北東に位置している小菅村。東に隣接しているのは東京の奥多摩町で、この村には青梅線奥多摩駅から路線バスが運行されている。都心からもそう遠くない、この村にあるキャンプ場で、オールナイトで開催されている野外フェス(パーティー)が「秘境祭」だ。今年で10回目の開催となる。

「秘境祭という名前ではあるんですが、都内からのアクセスがわりにいいんです。車でも都心から2時間程度ですし、電車とバスを使って行くことも可能です。キャンプ場は山の中にあり綺麗な川もあるので、川遊びや釣りもできたりします。今年の秘境祭では完売しましたが、バンガローも多く、キャンプグッズがなくても過ごせるし、トイレも清潔でウォシュレット付きの所もあります。露天風呂もキャンプ場内にあって。10分ぐらいあれば全部回れる至近距離。風光明媚で至極快適な会場です」とオーガナイザーの木下竜さん。

 かつてはオールナイトのキャンプインフェスは数多く開催されていたけれど、現在はそれほど多くない。東京から近いフェスとなると、本当に限られてくる。

「夏の終わりぐらい、一晩中朝までハシャギたいじゃないですか。フェスに行くと、テントで盛り上がってしまって早い時間に飲みすぎてつぶれてしまって、変な時間んい復活したけれどステージが終わっていて寂しい思いをしたってことが多々ありました。ならばずっとやりましょうと。300人限定にしてるんですが、それは居心地のよさを何より気にしているからなんです。会場中の人が気持ちよく過ごせる、遊びやすい形を常に追求してます。運営してるだけで仕事に追われるというより、一緒に乾杯したり踊ったりしたいし、自分達も楽しみたいんです。個人的にはフェスというよりパーティーだと思ってます」

 リピーターも年々増えているという。それだけ、参加した人にとっては秘境祭が特別な場所になっているのだろう。

「キャンプサイトでのんびりキャンプしながら仲間とBBQをしたり川遊びしたりするのでもいいし、ずっと踊り明かしてもいい。露天風呂でボーっとしているのもいい。全方面の遊び方を自由にやっていただければと思っています。今年は10周年で、よりお祭りやお祝いムードが溢れまくってると思います。ぜひ早い時間からたっぷり夏の終わりの空間を楽しんでいって欲しいです」

 東京から2時間の森のなかでのオールナイトパーティー。奥多摩駅から会場まで無料のシャトルバスが運行されている。新宿駅22時40分発の奥多摩行きの終電に乗れば、会場に行くことができる。秘境祭は気軽にフラッと行けるオールナイトフェスだ。

秘境祭

開催日:9月9日(土)〜10日(日)
会場:玉川キャンプ村(山梨県小菅村)
出演:RABIRABI、Senkawos、Tempalay、ドラびでお+テンテンコ、チャッカーズ、ALTZ 、他

 
 
ライター
菊地崇 a.k.a.フェスおじさん

フェス、オーガニック、アウトドアといったカウンターカルチャーを起因とする文化をこよなく愛する。フェスおじさんの愛称でも親しまれている。

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