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チャンプルーからスムージーまで。幅広いレパートリーが魅力! 「ゴーヤーレシピ」

(2013.08.05)

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ページをめくれば、まずは定番の「ゴーヤーチャンプルー」から。このほかに「厚揚げとじゃこのゴーヤー塩チャンプルー」や「豚肉とみょうがの中華風ゴーヤーチャンプルー」などチャンプルーの変化球がずらりとラインナップ。さらに、その手があったか! とヒザを叩いてしまう「マーボーゴーヤー」や、絶対夏の間に作ってビールで食べたい! 「ゴーヤーと豚肉のレッドカレー炒め」などなど、想像だにしていなかったゴーヤー料理が次々に現れる。こんなことなら6株植えればよかった、なんてね

 夏だし暑いしエコにもなるし、今年の夏は流行のグリーンカーテンなんて作ってみようかって話になってせっせとゴーヤーを育ててみたものの、夏になったらまぁすごいスピードで実がなるわなるわ。しかも調子に乗って4株も植えちゃったもんだから大変。とにかくゴーヤーを消費せよってことで毎日のようにチャンプルーの連打連打。こうしてみるとゴーヤーってそんなにたくさん食べられるもんじゃないかも~。だけどこっちの都合に関わらず、絶え間なくじゃんじゃんなっていくゴーヤーたちの無邪気さよ。と、途方に暮れている家庭はうちだけではないはず!

 そこに救世主登場。ゴーヤーの下ごしらえの基本から始まって定番のチャンプルーはもとよりゴーヤーを和洋中のあらゆるスタイルで調理。ああゴーヤーよ、おまえは炒め物の具材になるだけではなかったのだね、と感動の連続。さらにサラダやおひたし、ついにはゴーヤーのスムージーという、これまた驚きのレシピまで掲載。あのでこぼこ野菜に、こんなにもたくさんの料理法があったのかと食卓に希望を与え、一気に料理意欲がわき上がるレパートリーの広さ。しかもレシピはポイントを押さえてあるから、料理の経験が乏しくても大丈夫。みずみずしいできあがり写真で完成型をイメージしながら、迷わずゴールに一直線なのだ。

 ああ良かった、これでグリーンカーテンで日差しを遮り、日々のゴーヤーの生長を楽しみ、さらには実を美味しくいただくという完全循環のできあがり。今日から我が家はゴーヤー地獄を抜け出してゴーヤーパラダイスへ。家計簿には「書籍代」ではなく「食費」の区分で記したい。それほどの一冊であります。

ゴーヤーレシピ
著/植松良枝
主婦と生活社 1029円(税込)

http://www.shufu.co.jp/books/detail/978-4-391-14381-2
 
 
ライター
林 拓郎

スノーボード、スキー、アウトドアの雑誌を中心に活動するフリーライター&フォトグラファー。滑ることが好きすぎて、2014年には北海道に移住。旭岳の麓で爽やかな夏と、深いパウダーの冬を堪能中。

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