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降れば降るほど宿泊料金がお得になる。山形県の温泉郷の試み「大雪割」がアツい!

(2017.02.10)

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 信仰の山、山形県の出羽三山。その主峰・月山の麓の銅山川沿いに、風情ある旅館が軒を連ねる静かな温泉郷がある。

 その名も「肘折温泉」。
写真=山形県肘折温泉郷公式ウェブサイトより
 開湯の歴史は深く、2007年には開湯1200年を迎えたというから驚きだ。

「肘折」という名は、肘を折った老僧がこの地のお湯に浸かったところ傷が癒えたという説をはじめ、諸説が縁起として語り継がれているそう。湯量豊富にして風光明媚。さらに昔ながらの湯治場として、観光客を癒す温泉郷として人々に愛され続けてきた。

 その肘折温泉が、いま3m以上の積雪量に応じて温泉の宿泊費を割り引く「大雪割キャンペーン」を実施しているのをご存知だろうか?
 観測方法は宿泊翌日の朝7時、気象庁の地域気象観測システム(アメダス)をもとに、1人1泊の宿泊料金から最大1600円を差し引くというもの。最高(最深)積雪を更新する415cm以上は、なんと宿泊料は無料になる。
あまりの雪深さに冬はスキー場がクローズとなり、春から営業をスタートする月山スキー場。このフィールドにCAT(雪上車)を使ってアクセスしたバックカントリーツアーも開催されている。雪不足と言われた昨シーズンでもこの状態。さぁ今年は……!

 今年はさらに日帰り入浴も割り引く「ドカ雪割」も実施。

 雪に閉ざされた肘折温泉をもっと知ってもらいたい、と逆転の発想で温泉郷を埋め尽くす雪を資源にかえた試みだ。

 スキーやスノーボード好きにとって雪は降ってうれしくないわけがないし、アフタースノーで飛び込む雪見風呂も最高だ。なにより、視界一面に広がるドカ降りの雪景色は滑らない人にこそ一度は見てほしい。

 今月28日まで続く「大雪割」のチャンス、ぜひ利用してみてはいかがだろうか。

 
 
ライター
A kimama編集部
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