今年9年目を迎える信越五岳トレイルランニングレース2017〜パタゴニアCUP〜に、新たなカテゴリーとして100マイル（160キロ）のカテゴリーが登場すると発表された。

既存の110キロカテゴリーに加え、さらに長い160キロカテゴリー。同レースのプロデューサーであり、トレイルランニングのパイオニアである石川弘樹氏がかねてから構想していたレースがやっと実現する形だ。


　「10年前、この信越高原にそびえる魅力的な5つの山々が一筆書きの道のりで繋がると知ったことから、ここで日本初の100mileレースが出来るのではないかと考え、多くの方々と理想を語り合ってきました。当時はまだ日本で100kmを超える本格的な大会が無く、いきなり100mileを走りきれるランナーは限りなく少なく、また、30時間を越える大会運営をするのも困難ということから開催には至りませんでした。そこで、まずは100kmからスタートし、選手も大会も成長していくことが理想と考えました。そして開催9年目にしてようやく、理想の100mileレースの開催の準備が出来ました」　トレイルランナー石川弘樹

　数多の100マイルレースにチャレンジしてきた石川氏が”理想の100マイルレース”という今大会、どんなドラマが繰り広げられるだろうか。エントリー受付は6月11日（日）21時からRUNNETにて、100マイルは先着400名だ。

■大会開催概要
Shinetsu Five Mountains Trail 信越五岳トレイルランニングレース2017 ～パタゴニア CUP～
◎開催場所 ：信越高原（新潟県妙高市、長野県長野市、信濃町、飯綱町、飯山市）
◎ 開 催 日 ：2017年9月16日（土）～9月18日（月・祝）
◎ 距    離 ：100mile / 110km
◎募集定員 ：100mile 先着 400名、 110km先着 500名、　その他 ※地元枠、優先枠
※妙高市、信濃町、長野市、飯綱町にお住まいの方で、レース運営（準備作業、メンテナンス活動等）にご協力いただける方
◎募集期間 ：2017年6月11日（日）21時　～　6月18日（日）　

2012年大会の模様。