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信越自然郷を遊び尽くす! スキー編Vol.2 51基のリフト/ゴンドラで雪山を旅する 志賀高原ゲレンデトラバース

(2018.02.09)

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 今季オープンしたロッテアライリゾートで極上パウダーをいただいたAkimama編集部チーム。(Vol.1を参照)

 さて明日は、どこへ行こうかと信越自然郷の玄関口である北陸新幹線飯山駅へとやってきた。駅構内にある信越自然郷アクティビティーセンターで情報収集だ。

 長野県北部と新潟県南部に跨がる9市町村(飯山市、中野市、妙高市、山ノ内町、信濃町、飯綱町、木島平村、野沢温泉村、栄村)を信越自然郷と呼ぶのだが、ここには39ものスキー場があって、誰もがどこに行くべきか相当悩む。悩んだときは、ここのスタッフに相談してみるといい。

「明日、パウダーは期待できないので、圧雪バーンを気持ちよく、雪山を旅するように長く滑りたいのですが、どこがいいでしょう?」
「それなら志賀高原がおすすめです。18ものスキー場をあっちへこっちへと、旅するように滑れますよ。リフト・ゴンドラの総数は51基もあるんですから」

 人口密度ならぬ、スキー場密度という数値があるならば、信越自然郷は間違いなく日本トップクラスだが、その数値を押し上げているのが18ものスキー場を抱えるマンモススノーリゾート、志賀高原なのだ。
 それでは、志賀高原へレッツゴー!  志賀高原全18スキー場の共通リフト券は、1日券5,000円。ほかのスキー場の1日券よりも少々値が張るのはあたり前。18スキー場だもの。コースの数はなんと80を越える! 取材日の1月16日(火)は、1月の雪国とは思えない絶好のゲレンデツアー日和となった。志賀高原は、信越自然郷のなかでも比較的内陸部に位置しているので、晴天率が高いのである。
 高天ヶ原マンモススキー場からスタート。志賀高原の共通1日券はキーカードだから、ウェアのポケットに入れておけばリフトやゴンドラにスイスイ乗れる。樋口一葉ひとりで80以上のコースを滑れるのだから、それは安かろう。
 今回のトラバース・コースをざっくり説明しよう。

 高天ヶ原からスタートし、東館山、寺小屋を経て一の瀬ファミリーへと下り、県道471号をテクテク歩いて渡り、一の瀬ダイヤモンドから焼額山に登って、奥志賀をゴールとする計7つのスキー場を滑り尽くすロングライドコースだ。
 寺小屋スキー場のトップへ上ると、雪をかぶった北アルプスが見渡せた。その手前には、妙高山、戸隠山、高妻山、斑尾山の峰々も。この日は平日だったが、大勢のアジア系の外国人観光客がゲレンデを賑わせていた。
 北アルプスを視界にいれながら、寺小屋スキー場のトップから滑り降りる。高天ヶ原マンモススキー場のボトムで標高1670m。最高地点の焼額山と奥志賀の頂上部は標高2,000mある。すなわち、標高が高いので陽が出ても、空気はキンキンに冷たく、雪質はバツグンにいい。板がよく滑る。雪面はほどよい固さで、板を扱いやすい。志賀高原にくるとスキーがうまくなった錯覚に陥るのだ。
 降雪があった日は、ゲレンデサイドの激軽パウダーも楽しめる。ロープをくぐったり、森の中へ入ってはいけません。標高が高く、斜面が北を向く、雪質バツグンの寺小屋スキー場を気に入ったAkimamaチーム。寺小屋クワッドを3回まわして、一の瀬へ。
 スキー場とスキー場とを繋ぐ連絡路には、このような道標があって、ガスっていても迷うことはないだろう。次なる斜面、一の瀬をめざす。
 一の瀬ファミリースキー場の正面ゲレンデ上部をおとす。ボトムに県道471号が通っている。斜度がきつい上級コースだが、雪がいいのでリラックスして気持ちよく滑れた。左中央に見えるのが、次なる目的地一の瀬ダイヤモンドスキー場。右が志賀高原でもっとも大きいスキー場といえる焼額山だ。
 90年代のスキーバブル期は、ここで目立ったヤツが一番モテたと言われた一の瀬ダイヤモンドスキー場のダイヤモンドゲレンデ。3人でコンビネーションをきめる。しかし、まわりにはスキー合宿の小学生しかおらず。
 焼額山から奥志賀へ。奥志賀スキー場は志賀高原のなかでも広いパウダーエリアを開放しているスキー場だ。週末、ギタギタになった斜面へ飛び込んでみたが、雪が軽いので思いのほか、気持ちよく滑れた。アライと同様、降った日に訪れてみたいスキー場である。
 奥志賀スキー場のボトムでゴール。スキー場を繋ぐ無料のシャトルバスを利用して、車を止めた高天ヶ原へ戻る。

 7つのスキー場を繋げて、滑っては登り、滑っては登りを繰り返しながら、雪山を横ヘ横ヘと旅する志賀高原トラバース。天気が安定して視界がいい春がおすすめと言われるけれど、たっぷり降った厳冬期のパウダーコンディションも捨てがたい。降っても、降らなくても。寒くても、温かくても。志賀高原はいつ行っても裏切らないんだな〜。
(文=森山伸也 写真=太田孝則)

【取材協力=信越自然郷アクティビティーセンター

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ライター
森山 伸也

5年前に北信の山村へ移り住んだアウトドアライター。北欧のロングトレイルを日本にはじめて紹介したひとりで、著書に『北緯66.6° 北欧ラップランド歩き旅』(本の雑誌社)がある。→InstagramTwitterFaceBook

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