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夢中に吉祥。一富士二鷹三茄子。今年の初登りは、富士山を愛でる山へ

(2017.01.01)

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 読者のみなさま、新年あけましておめでとうございます。2017年も「アウトドアカルチャーのニュースサイト」として魅力的な記事をたくさん書き続けることを、Akimamaメンバー一同、誓います! どうぞ、本年もよろしくお願い致します。

 さて、新しい年も明けました。元日ということで、一富士二鷹三茄子。年のアタマに初めて見る夢が「初夢」です。夢に出てくると縁起が良いものの筆頭は、富士。そしてAkimama的にも、やはりフジ。富士山もフジロックも、Akimamaが得意な分野です。

 今年はどんな年になるのかなぁと夢を占いつつ、縁起がいいなら、やっぱり富士山を見ておきましょ。そこで、眺めてよしの富士山を今年初めて崇むならこの山へ……ということで、富士山を愛でるのに的した山をご紹介。脳内で富士山のぐるりを巡っちゃいましょう。

 富士山は山容優雅な独立峰。ゆえに東西南北、どこから眺めても楽しめるのが富士山のいいところ。しかも、富士山の比較的近いエリアにも、登りやすい山はたくさんあるのです。

 たとえば北は、河口湖と西湖の南に連なる足和田山塊。主峰の足和田山は標高1,355m。登山口からもワンプッシュで登頂できるので、日帰り向きの山です。なお、湖の北側には御坂峠から西へと続く御坂山塊がドドンと横たわっています。もちろん富士山を見るにはいいのですが、こちらは標高もより高く、どちらかといえばガッツリと歩きたい人向き。

 西湖を起点に反時計回りに西側へと移動すれば、本栖湖から南へ、竜ヶ岳から雨ヶ岳、毛無山、そして長者ヶ岳に天子ヶ岳へと続く長大な山並みが。こちらは、天子山塊と呼ばれる連なりで、最高峰は毛無山。この山は、標高1,945.5mとかなり高め。でも、西側から眺める富士山は、ほかとはちがった山容が楽しめます。山頂から中腹まで大きく崩れた、その名も「大沢崩れ」が目の前に。これはなかなかの迫力です。

 毛無山といえば、その麓には「ふもとっぱら」のキャンプ場がありますよね。あの長渕 剛のライブやらGO OUTに朝霧jamとたくさんのイベントが開催されるところだけに、知っている人も多いのでは? キャンプが大人気の場所ですが、じつは登山道もふもとっぱらから先に延びていて、その気になれば登れます。とはいえ、かなりの急登&長丁場なので初心者向きではありません。山頂から見る、朝霧高原を挟んでの空へと延び上がっていくような富士山は、一見の価値ありですが。

 続いては南。南側は、すぐ近くまで海が迫っていてあまり山がなさそうな感覚がしますが、いやいや、駿河湾にいたる途中にはかなりの山塊があるのです。こちらは愛鷹山塊。標高1,504mの越前岳を筆頭にした山で、山塊が大きく、そうそう簡単には登れません。とくに山塊内第二の高峰、位牌岳の近くには鋸岳とも名の付く崩落した岩尾根(現在、通行禁止に)もあるほどで、上級者向き。ここは冬場は避けたほうが無難。

 ただ、越前岳なら登れます。登山道の途中に「富士見台」というポイントがあるのですが、ここは五十銭紙幣(いつの時代じゃ!! って、1938年です)の富士山撮影地なんですって。つまりは、富士山の景観は抜群です。

 そして愛鷹山塊の右手上には、天下の嶮・箱根の山並みが。ここで富士山を愛でるなら、やはり金時山がいいでしょう。標高は1,213m。仙石原から簡単に登れるので、週末ともなれば黒山の人だかりで大人気の山ですが、山頂からの富士山は確かに「スバラシイ」のひと言です。

 その北方、富士山の東側エリアは山中湖周辺の山となります。こちらは道志山塊から連なる山並みで、最高峰は御正体山の1,682m。でも、富士山を大迫力で眺めたいなら山中湖にほど近い、石割山がオススメ。標高は1,413m。石割山から太平山へと向かい山中湖へと下るルートは、眼下の湖越しに秀美なフジヤマがそそり立つといった具合です。

 石割山のさらに北には杓子山、そしてその西は足和田山塊へとつながっていきます。これで360度。富士山の周りだけでもこれだけの山並みがあるんですから、日本は本当に山国ですね。

 そして、どこから見ても、富士は日本一の山。ヨッ、日本一!!! と、めでたく締め括りたいところですが、山登りの際の注意事項をひとつふたつ。厳冬期の富士山はヒマラヤ級のむずかしい山となるので、眺めるだけに。そして真冬のこの時期、富士山の周りの山にも雪が付いていますので最大限の注意が必要です。

 ここでは冬でも登れる山ばかりを紹介していますが、初心者のみの入山は止めましょう。また経験者でも、アイゼンが必要な山もちらほらとありますので、実際に登る際には入念な下準備と心構えもバックパックに詰め込んでくださいね。

 まずは、年の初めに富士山への思いを馳せて。これだけたくさんの富士山を想像できたことですし、今夜あたり、一富士二鷹三茄子、見られるといいですね。

 見られることを願いつつ、みなさま、今年も良い年でありますように。拝。

 
 
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