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【速報】火ばさみが、グッドデザイン賞受賞?!その名も「キングトング」

2015.09.29 Tue

渡辺信吾

渡辺信吾 アウトドア系野良ライター

 キャンプやバーベキューで使う火ばさみ(トング)がグッドデザイン賞を受賞というニュースが飛び込んできました。とはいえ、ただの火ばさみじゃありません。tent-Mark DESIGNS(テンマク・デザイン)から発売されているKING Tongs(キングトング)という、万能火ばさみが受賞したのです。

 テンマク・デザインは、いろいろなこだわりが詰め込まれた製品を次々とリリースするブランドとして人気です。中でも、アウトドア界の達人(奇人?)たちとコラボレーションしたアイテムには、達人たちの経験に裏打ちされた知恵やアイデアが盛り込まれていて、売れ行きも好調だそうです。堀田貴之氏の「ムササビウイング」、小雀陣二氏の「グランドハット」、長野修平氏の「ワーカーズオカモチ」などなど、魅力的な商品が揃っています。

 さてさて、今回のグッドデザイン賞を受賞した商品について紹介しましょう。これは、日本シーカヤック界のレジェンドであり沖縄カヤックセンターの代表でもある仲村忠明氏とのコラボレーションによって生まれた商品です。カヤックガイドとして、約20年以上に亘り焚き火だけで食事を作りつづけてきた仲村氏が、自作し愛用してきたトングをもとに製作されたものだそうです。小枝から薪までしっかりとつかめて、ダッチオーブンなどの鍋のリフターとしても使用できるというスグレもの。しかもバネの部分は特殊な構造によりへたりにくく耐久性に優れているそうです。

小枝から太い薪までつかめるという独特の構造。これも仲村氏の長年の経験から生み出されたもの

ダッチオーブンのリッドやハンドルも持ち上げることができるのはありがたいですね~

 テンマク・デザインの根本氏に開発にまつわるエピソードをお聞きしたところ、以下のようなお話を聞くことができました。
「先端の所は左右対称ではなく少しずらしてあります。この部分は左右対称に作れば金型代半分ですむのですがこの数ミリの差を出すのに別々に金型をおこす必要があったのですが、この数ミリの差が大きいんです。またトングを生産してる工場が『金型代半分出すからうちでも売らせてくれ!』と申し出るぐらいトングを長年作っている工場でも魅力的な商品だったようです。今までこれ以上進化はないだろうと思われていた“火ばさみ”をユーザーにとっての使いやすさを追及しつづける事で今までにない構造にたどり着きました」。

 なるほど~、キングトングの名前は伊達じゃないですね。しかもこの機能とデザインで990円+税は安い! キャンプの基本装備として、ぜひとも1本持っておきたい逸品です。

【プロフィール】
仲村忠明(なかむらただあき)
沖縄県那覇市出身。沖縄のみならず、世界各地の海を知る、日本シーカヤック界のパイオニア。沖縄カヤックセンターを主宰し、25年以上にわたりカヤックツアーをガイド。南西諸島周辺やメキシコのバハカリフォルニアなどでもツアーを行う。南西諸島の伝統的な海洋カヌーの帆掛けサバニ普及発展のため「サバニ塾」というプログラムも行っている。




【製品情報】
tent-Mark DESIGNS KING Tongs
本体価格¥990 + 税
サイズ:約395mm
重量:約157g
※特許出願中

■お問い合わせ
株式会社カンセキ WIILD-1事業部
Tel. 028-651-0570 (平日9:00~18:00)

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