GSI OUTDOORS × Akimama特別企画

【アウトドアとグルメとGSI】

野外でのおいしいゴハンにこだわりを


 スタッキングのできるアルミのコッヘルセットにテフロン加工が施されたフライパン、無骨なスチール製のケトルがあれば、ホーローのキッチンセットもある。脚の取り外しができるワイングラスに木製のカトラリー、6種類のスパイスが分けられる調味料入れ、イタリア生まれのエスプレッソマシーン……。ありとあらゆるキッチン用品がズラリと並ぶGSI OUTDOORSのラインナップ。この一見、雑多にも思えるラインナップは、いったいどうやって生まれてきたのだろう? そんな疑問がふと浮かんでしまうくらいのバラバラさ加減が、じつは逆に気になってしまう。もしや、そこがこのブランドの狙い目なのか!?

 いえいえ、あるのです。GSIのブランドコンセプトには、太くてまっすぐで明確な一本の柱が。それは———。GSI OUTDOORS×Akimamaの特別企画は全4回を予定。上越国境の豪雪地帯で暮らす森山伸也さんと、世界のホーボーを旅するさすらいの物書き、ホーボージュンさん。著名なアウトドアライターのおふたりもとびきりのエッセイで登場!!

【GSI OUTDOORS①】一見、雑多にも見えるGSIのラインナップ。でも、そこには太くてまっすぐで明確な一本の柱が貫かれていた。

 1gでも軽量化を追求したい。軽さは正義である。もし、そう思っているなら、GSIは選ぶべきじゃない。GSIの商品が発しているメッセージは、たとえば数ミリのくぼみに生命を懸けて究極に挑むような人たちには、決して響かない。でも自然とともに在り、その恵みを享受しながらゆるりと生を楽しもうという心持ちには、必ずや応えてくれる。 ……つづきを読む

【GSI OUTDOORS②】放浪の末に出会ったホーロー・クッキングツール

 1日のはじまりはポットの水を火にかけることからはじまる。家にいてもテントにいても、目覚めのあたたかい一杯を煎れるために。用を足し、犬に餌をやって顔を洗い、豆を挽くとポットがコトコト鳴りはじめる。人類が火を手に入れてから何万年と繰り返してきた崇高なデイリー・ルーティン。あるときは薪ストーブで、あるときは流木で、またあるときはシングルバーナーで。 ……つづきを読む

【GSI OUTDOORS③】ほろ苦い一杯を味わいながら読みたいホーボージュンの特別寄稿 ———『星空コーヒーの夜』

 カツン、カツン、カツン……。鉄板入りのエンジニアブーツを引き摺りながらサークル棟のらせん階段を降りていくと、部室にはすでに10人ほどのメンバーが吹き溜まっていて、バイク雑誌をめくったり、タバコを吹かしながらそれぞれヒマを潰していた。「ういっす」。フルフェイスのヘルメットを脱ぎながら、近くにいた同期生に声をかける。「おおジュンか。どうしたんだよこんな時間に」。石膏ギブスで固めた右足をさすりながら同期は言った。 ……つづきを読む

【GSI OUTDOORS④】GSIのおすすめラインナップを動画で一挙にご紹介! ロケに使ったギア、そのもののプレゼントもあり!!

 「一見、雑多にも見えるGSIのラインナップ。でも、そこには太くてまっすぐで明確な一本の柱が貫かれていた」 —— Akimama×GSI OUTDOORSの特別企画も今回で最終回。初回の記事にもあるように、GSIは「アウトドアグルメ」を突き詰めた、その先に生まれたある意味“究極の”ブランドである。これまでも書いてきたとおり、GSIの商品群には明確な区分けがある。使うシチュエーションを考え、アウトドアグルメを追求するため……つづきを読む




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