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ROAD to FUJI ROCK──これが苗場2025の全貌だ!!

2025.07.14 Mon

 山中に突如として生まれる幻の如きロックビレッジ。その全長はおよそ4kmにもおよぶ長大なもの。3日3晩この地を歩き尽くすには、相応の心構えと体力が必要に……。でも、そんな苦労も忘れてしまうほどの興奮と喜びに満ちた空間がここにある!!


まずは、チケットを手に入れよ!!
日程:2025年7月25日(金)、26日(土)、27日(日)〈前夜祭 7月24日(木)〉
開催場所:新潟県・湯沢町 苗場スキー場
入場券:
■3日通し券 ¥59,000
■1日券 ¥25,000
■1日券【Undse22】 ¥18,000
■キャンプサイト券 ¥5,000

駐車券:
■3日通し【A駐車券:会場近隣/徒歩圏内】 ¥16,000(1台2名より)
■1日券 ¥5,000
■ ムーンキャラバン:四輪車 ¥20,000/バイク ¥10,000

チケット購入の詳細をチェック!



フジロックへの道
 苗場への足をどうやって確保するか、これも悩ましいところ。多くの人は車や新幹線、高速バスなどを使ってのアクセスとなるが、フジロックにはオフィシャルでいくつものツアーが組まれている。宿泊付きのプランのほか、レンタルテントのプランなどもあるので、自分に合った移動方法をじっくりと吟味してみて欲しい。レジェンド・忌野清志郎のごとく、自転車で三国峠を越えて苗場入りをめざす。これもフジロッカーとしての正しい姿。ちなみに、自転車には駐車料金は掛からない。

アクセスについての詳細をチェック!


重い荷物は事前に発送できる
 今年も場外エリアにて、宅配サービスが実施される。キャンプ用具や大型の荷物などは事前に苗場へと送っておくこともできるので、会場入りのときは手ぶらで身軽になれるのが魅力。荷物の受け取りは場外エリアとなるので、場所のチェックを忘れずに。時間指定とクール宅急便の受付はないので注意したい。また、会場から自宅への発送もできる。


これが苗場会場の全貌だ!!──ステージ・施設のガイド


チルアウトな時間を過ごしたい
PYRAMID GARDEN
キャンドル・アーティストとしてもおなじみのCandle JUNEプロデュースによる、ツアーバス利用者専用のキャンプサイト、そしてステージ。和みの空間として大好評のPYRAMID GARDENでは、朝ヨガに始まり、子ども向けのワークショップや、多数のキャンドルの明かりの灯るなかでアンビエントやアコースティックな演奏が繰り広げられる。


車とテントで寝泊まり
MOON CARAVAN
4泊オートキャンプ専用の施設で、このエリア内のみ犬と同伴での利用が可能。草地に車を駐車してテントを張れば、あとはのんびりとフジロックを楽しむのみ!!



苗場最大のコミュニティ
CAMP SITE
会場にいちばん近く、いちばん安い宿泊施設。スキー場のゲレンデを利用したキャンプサイトは一面が緑に囲まれ、広大な敷地に毎年色とりどりのテントが並ぶ。無料シャワーや水洗トイレ、「火打の湯(有料)」など、キャンプサイト利用者のための専用施設も充実。また、テントの張り方などが相談できる「キャンプよろず相談所」や、女性が安心して利用できる「女性専用エリア」のほか、キャンプサイト利用者専用の飲食店もある。



屋内ならではの熱気と狂気
RED MARQUEE
OASISエリアに隣接する会場内で唯一の屋内ステージ。赤い屋根が目印の大型テントでは、新進気鋭のバンドからベテラン勢までが出演。 深夜から朝まではライブとDJパフォーマンスが繰り広げられる。



入場前の腹ごしらえ
YELLOW CLIFF
入場ゲート手前にある、飲食出店やグッズ売り場など、各種サービスが並ぶホスピタリティエリア。セブン銀行のATMも設置されている。



フリーで遊べる大人の遊園地
THE PALACE OF WONDER
入場ゲートの手前、毎年趣向を凝らした非日常空間をつくり出し、フェスの醍醐味となっているエリア。"CRYSTAL PALACE"、"ROOKIE A GO-GO"などのステージや、巨大なオブジェ、アリーナ内で行われるパフォーマーたちによる息を呑むショーも必見。



移動式のパフォーマンステント
CRYSTAL PALACE
チケットがなくても楽しめるエリア“THE PALACE OF WONDER”にある、アート・デコ・スタイルでデザインされた世界でもっともうつくしいといわれる移動式テント。テント内にはバーやステージが階段状に並び、その中央には広い木製ダンスフロアが広がる。毎夜、国内外の選りすぐりのバンドとDJによる最高のパフォーマンスが繰り広げられる。



メジャーへの登竜門
ROOKIE A GO-GO
“THE PALACE OF WONDER”にある新人アーティストの登竜門的ステージ。多くの応募のなかからオーディションを勝ち抜いた未来の大物は、ここでチェック。



胃袋と心を満たす憩いの場
OASIS
名物食堂「苗場食堂」をはじめとする世界各国の食が楽しめる多数の飲食店が軒を連ねる場内最大のホスピタリティエリア。GAN-BAN SQUARE もエリア内に併設。



地酒片手に酔いしれる
苗場食堂
もともとは、フジロッカーズにはおなじみのOASISエリアの苗場食堂にあったステージ。現在は食堂の外へ移設し、隣接するエリアに広くスペースを取り、ステージを拡大。アットホームでありながらもサプライズゲストの飛び入り参加などフェスティバルならではの醍醐味が味わる。



スゴ腕DJたちのフリーダムスポット
BLUE GALAXY
OASISエリアのなかにある苗場食堂ステージにほど近い森に、2017年から登場したブルーのテント。世界的なレコードコレクターのJim Westを中心に、凄腕のDJたちがさまざまなジャンルの音楽で盛り上げる、その場にいる人みんなが参加者となれるフリーダムに踊れるスポット。



フジロックの顔シンボルステージ
GREEN STAGE
過去に数々の伝説的なライブが展開されたフジロックが誇るメインステージ。大型スクリーンも設置されているので、広大なスペースのどこからでもステージが楽しめる。



有志の手による森の木道
苗場インディペンデンス・ボードウォーク
2002年から、地元有志とのコラボレーションにより、のべ3,000名を超すボランティアの協力で、フジロックの森に木道(苗場インディペンデンス・ボードウォーク)を設置。フジロック会場内の動脈部分を貫く全長約2kmのこの木道、昼間は森と川からのマイナスイオンがたっぷりの癒しロード、夜にはイルミネーション・アートなどが森で輝く、ファンタスティックな雰囲気を醸し出すロマンティックな道となる。



キッズ大興奮の森の冒険
KIDS LAND
青空のもと、自然に感謝しながら、自分の意志で自由に遊べる キッズ・ランド。子ども用アミューズメントやオムツ交換所・授乳所などを提供し、家族連れを強力にサポート。また、スタッフが趣向を凝らした手づくり遊具が点在する「森のプレイパーク」では、丸太の遊具など自然を体で感じることができる。度胸試しもよし、のんびりベンチで過ごすもよし、楽しみ方は自由自在。ただし「ケガと弁当は自分持ち」、自己責任で!!



日本最長のロープウェーで空の旅
DORAGONDORA
フジロック全エリアが見渡せる世界最長のゴンドラ“ドラゴンドラ”。うつくしい湖や森、渓流などの大パノラマを楽しみながらゴンドラに揺られること25分。たどり着いた先は、さわやかな風と緑に包み込まれた奇跡の山頂。そこは音楽と心の桃源郷。

乗車料金:往復¥2,200(※小学生以下は無料)
乗車時間:9:15-16:30(7/25、26、27) *復路下り最終 17:00



標高1350m、山の上にもお楽しみが!
Sky Grass
ドラゴンドラで25分、会場内で最も高い位置にあるエリアが今年リニューアル! 民族楽器体験、KIDS DJ体験やJam Sessionで、子どもから大人まで楽しめる。天空にいちばん近い緑の草原で、日々の疲れた体をデトックス!



通好みのアクトを展開
WHITE STAGE
各シーンの先端をいくサウンドが満載のジャンルレスなステージ。過去幾度となく入場規制がかかるほど通好みのアーティストが出演。音楽ファンをも唸らすラインナップは毎年話題に。



落語も楽しめる河原の和み処
ところ天国
川べりに広がるのどかなお食事&休憩所。ゆったりとときが流れ、まったりできるエリア。エリア名でもある、手づくり無添加「ところてん」や「天国バーガー」が大人気。「筍亭(たけのこてい) ~青空寄席~」では子どもでも楽しめる落語や漫談を青空の下で満喫できる。



音楽と自然との共存
NEW POWER GEAR Field AVALON
フィールド全体の電力をバイオディーゼル、太陽光などのソフトエネルギーでまかない、CO2排出量の削減に取り組んでいるエリア。新エネルギーでつくるオルタナティブ・ステージ“Gypsy Avalon”を中心に、NGO団体がアピールブースを構える「NGOヴィレッジ」や、エコ雑貨などを販売するオーガニック村、オーディエンスによる手づくり雑貨や民族楽器などのフリー・マーケット、ワークショップなどが集結。「アトミック・カフェ・フェスティバル」もこのエリアで行われる。



パーティーピープルとピースフルな空間
FIELD OF HEAVEN
まわりを林に囲まれた、会場内でもっとも自由な空気に包まれた独特の雰囲気を持つステージ。日没後はミラーボールによるライトアップや空間演出が行なわれ、幻想的なムードに包まれる。ステージで使用する電力はバイオディーゼル発電でまかなわれ、CO2排出量削減に取り組んでいる。



苗場最奥部にあるフードコート
ORANGE CAFÉ
2014年の“Orange Court”以来、ORANGE CAFÉエリアに新たなステージが誕生! その名も“ORANGE ECHO”。アジア各地のバンドをはじめ、多彩なアーティストが出演する、バラエティに富んだ新たなフジロックのステージに。



〈Photo by 宇宙大使⭐︎スター〉


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