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Spoonfulの新作トートは、風防にもなるスグレモノ。あなたの焚活のお供に「焚き火トート」を。
2020.11.11 Wed
個性的なトートバッグでお馴染みのSpoonful(スプーンフル)から、新作の「焚き火トート」なるアイテムが発売されたというので、さっそくゲットして使ってみました。
元々、日本の風呂敷のように荷物に応じて形を変えられるというのがコンセプトのスプーンフルのトートバッグ。現行品の各種トートでも焚き火道具や薪も運べるのですが、今回なにゆえ「焚き火トート」というネーミングなのかというと、風防(風よけ)としても使える機能が追加されたようです。
ではその構造から探っていきましょう。
まず、これまでのトートと同様に、サイドの部分が開閉できるようになっています。ファスナータイプもありますが、この焚き火トートはホック留めです。最下部のホックを外せば、長物も入れられますし、ホックを留めた状態なら底部にマチができます。
ホック全開の状態でも、薪を運べますし、センターに取り付けられた紐により、荷崩れしないように上部を絞ることができます。
さて、今回のトートの大きな特徴である風防機能ですが、ご覧のように内側に三角形のフラップが縫い付けられていて、広げてみると台形になります。そして、バッグにした時の開口部に当たるところには棒状のものを通せる構造になっています。つまり、この部分にタープポールや流木、落ち枝などを通して風防のフレームとするわけです。
ただ、ポールを通しただけでは直立しませんので、そこで両端に縫い付けられているD環や、三角フラップのエンドについている鳩目、それとガイラインなどを使って立てます。
立て方の手順は以下の通り。
①焚き火台の風上側に設置場所を決めたら、底部側にくるD環をペグダウンします。
②フラップのエンドの鳩目に適当な長さの紐かロープを通してループを作り、ペグダウン。(なければ直接鳩目をペグダウン)
この時はループにした麻ひもを使いました
③両方の折り目の部分に棒状のものを差し込んで、上部のD環か、ポールにガイラインを取り付けて後ろ側に引きます。
撮影時は落ち枝を使用。D環に細引きをもやい結び。枝にひっかけるのも可
④ガイラインをペグダウンして直立するようにテンションをかけてでき上がり。
自在金具なしの細引きだったので、自在結びでテンションを調節
こんなかんじです。
「焚き火に風防って必要なの?」と思う方もいるかもしれませんが、着火時にはできるだけ風がないほうが火はつきやすいです。また着火後も風がないほうが炎が安定しますし、煙も浴びにくいんです。ぜひ試してみて実感してください。
サイズは大(#57)と小(#56)があり、カラーもそれぞれベージュとカーキがあります。一般的なファミリーキャンプ用の焚き火台なら大、ペア用/ソロ用の小型焚き火台なら小というところでしょうか? ちなみに今回使っているのは#56の小です。
さて、この焚き火トートの生地は、火の粉などに強い8号帆布で、熱に強いケブラー糸で縫製してあります。ですが、熱源に近すぎる位置で長時間炎に晒されると燃えてしまう可能性もありますのでご注意を。
それでは、Spoonfulの焚き火トートで楽しい焚活を!
【商品スペック】
焚き火トート#56(小)
価 格:9,800円(税込10,780円)
バッグ時寸法
マチ無し:W49×H38(cm)
マチあり:W39×H33×D10(cm)
風 防 時:上W76×下W130×H52(cm)
容 量 :約13L
焚き火トート#57(大)
価 格:12,800円(税込14,080円)
バッグ時寸法
マチ無し:W69×H50(cm)
マチあり:W49×H40×D20(cm)
風 防 時:上W100×下W180×H72(cm)
容 量 :約39L
詳細は、Spoonfulのwebサイトをご覧ください。