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九十九里の海水浴場でフリーフェス? 海の環境変化に気づいてもらうために。

(2018.07.17)

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 関東から西では連日猛暑が続いている。千葉の九十九里の海水浴場も8月下旬までオープンしている。

 いすみ市の大原海水浴場では、入場料無料のフェス「SURF JAM FESTIVAL」が次の週末に開催される。出演するのは、フェス番長のDachamboをはじめ、 ズクナシ、Muffなど。フェスなのだから、ステージだけではなくマーケットゾーンも設置される。

「20年くらい前に千葉に移住して、数年して気がつくと最初に住んでた家の前のビーチが浸食でなくなっちゃって、テトラもどんどん海に投入されるし、護岸工事も進んで、ビーチの景色は最初と全然違う感じになっていました。九十九里と言えばビーチが長くて広いって昔話になりそうだなと思って、自分は環境問題について熱く語れないし知識もないので、イベントを通して毎年変化する環境に気づいてもらいたい。そんな思いを持って無料のフェスをスタートさせたんです」とオーガナイザーの迎忠男さん。

 多くの人に来てもらって、海の環境変化を感じてもらいたい。そう思ってフリーという道を選んだ。

「フリー(無料)だけどフリー(野放し)ではない。お客さんも含めすべての参加者の意識で創り上げなくてはいけないと感じています。予算が無い分、いろいろと準備されてないしスタッフも少ないので管理もあまりされてません、お客さんとして参加してもゴミとか落ちてたら拾ったりとか、ちょっと不便があっても助け合ったり、持ち込みをしないでイベント内で買い物をするなど、少しだけでも気を使ってもらえたらいいなと思っています。参加者全員でイベントを育ててもらいたいし、すべての参加者を信じて入場無料のSURF JAM FESTIVALを開催しています」

 5月に横浜で開催される「GREENROOM FES」も、海の環境保護を開催のコンセプトにしている。「SURF JAM FESTIVAL」は、海水浴場というハイシーズンの真っ只中に開催することで、フェスという場をフックに、より多くの人に海の自然環境を感じてほしいのだろう。

 1880年に観測がはじまって以来、2015年は世界の平均気温が過去最高を記録した。今年はそれ以上の暑さになるかもしれないと予報が出ている。確かにここ数日の暑さは尋常ではない。自然環境の変化をもたらすものとは。それをフェスという時間のなかでも感じる。自然と共に遊び野外フェスのひとつのメッセージが、ここに含まれている。

SURF JAM FESTIVAL 2018

開催日:7月21日(土)22日(日)
開催場所:大原海水浴場(〒298-0003 千葉県いすみ市深堀)
入場料:無料
出演:Dachambo、ズクナシ、Muff、ddimates、Signals、immy Binks and the Shakehorns

 
 
ライター
菊地崇 a.k.a.フェスおじさん

フェス、オーガニック、アウトドアといったカウンターカルチャーを起因とする文化をこよなく愛する。フェスおじさんの愛称でも親しまれている。

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