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J-WAVE「GRAND MARQUEE」タカノシンヤ&セレイナ・アンの25年フジロック3選
2025.07.23 Wed
菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ
J-WAVE「GRAND MARQUEE」のコンテンツとして、今年は4月から「READY FOR FUJI ROCK FESTIVAL ’25」を展開。いろんなゲストを番組に呼び、ゲストからフジロックのおすすめアーティストを聞き、番組でオンエアしてきた「GRAND MARQUEE」ナビゲーターのタカノシンヤさんとセレイナ・アンさんの、2025年のフジロック3選。

タカノシンヤがフジロックで絶対見たい「〇〇界のジミヘン」3選
MDOU MOCTAR
July 25 (Fri) 15:50-16:50 WHITE STAGE
初日のホワイトステージのエムドゥ・モクター。アフリカのニジェール共和国が生んだサイケ・ヒーローで「砂漠のジミヘン」と呼ばれているんです。メチャクチャ音源がよくて、番組でもオンエアしているんです。映像を見たらレフティーで、ほんとジミヘンっぽい。とにかくかっこいいギターを弾く人です。エキゾチックな感じもいいですよ。
ROBERT RANDOLPH
July 27 (Sun) 19:00-20:10 FIELD OF HEAVEN
2つ目が「スティール・ギター界のジミヘン」ことロバート・ランドルフ。グラミー賞に6回もノミネートされているアーティスト。小さな頃からゴスペルが身近にあったそうで、教会でペダル・スティールを習得していったというキャリアの持ち主です。フジロックをはじめ、日本にも何度かやってきているのですけど、僕は見たことがないので、そのライブをすごく期待しています。
JAKE SHIMABUKURO BAND
July 27 (Sun) 17:10-18:10 FIELD OF HEAVEN
最後のシミヘンがジェイク・シマブクロ。「なんでジミヘン?」ってみなさんが思うかもしれないけど、「ウクレレ界のジミヘン」と称されているんです。ジェイク・シマブクロは、ウクレレを使って即興性のある演奏をしているというから、そこがジミヘンっぽさに繋がっているのかなって思うんです。3人の〇〇界のジミヘンを見て、本物のジミヘンの魂を消化できたらなって思っています。3人とも「ジミヘン」って呼ばれているのだから、ジミヘンの何かをきっと受け継いでいるはずですから。
セレイナ・アンがフジロックで推す初来日・初出演の3選
Khaki
July 25 (Fri) 15:10-15:50 苗場食堂
初日の苗場食堂に出るカーキ。ライブでは全員が黒いネクタイ&シャツだったり、黒いタートルだったり、すごいコンセプチュアルなんです。サウンドとしてはオルタナなんですけど、青春感も感じさせつつ、ちょっとヒーリングミュージック的なニュアンスもあって。個性も尖っていて、、これから大注目のバンドです。
MAYA DELILAH
July 25 (Fri) 19:00-20:10 FIELD OF HEAVEN
アデルなどが卒業している名門ブリットスクール出身のマヤ・デライラ。シンガー・ソングライターで、オーガニックなサウンドのポップスをやっているんですけど、ギターがものすごく上手なんです。私はトム・ミッシュが好きなんですけど、その系統のギターを弾く人。歌に関しては、ちょっとノラ・ジョーンズを感じさせる部分もあって。ヘブンも似合いそうだし、気持ちいい音楽を奏でてくれそう。
BARRY CAN'T SWIM
July 26 (Sat) 19:50-20:50 WHITE STAGE
エレクトロニック系のDJ&プロデューサーのバリー・キャント・スウィム。デビューアルバムがマーキュリー賞にノミネートされたり、BBC Music主催フェスのBiggest Weekendではヘッドライナーを務めていたり、イギリスでは大注目のアーティスト。土曜の夜にホワイトのヘッドライナーのフォー・テットへと続いていく流れは、ダンス・ミュージック好きには必ず刺さるはず。
GRAND MARQUEE
MON to THU 16:00 - 18:50/J-WAVE
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