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「プハッ!これだよこれ!」生ビールの飲める絶景山小屋 北アルプス編

(2016.07.16)

登山のTOP

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「小屋について荷物を下ろし凝った背中をほぐすだろ? それから運ばれてきたジョッキを手に取って、こぼれんばかりの泡を前にグッと傾けるんだよ……。あのために山を歩いていると言ってもオレはいい!(大声)
 
 昨晩、神奈川県某所の飲食店にて食事をとっていたときのこと。Akimamaスタッフが背を向けて座っていた背後のボックスシートには高齢の男性が3名。

 ハイボール片手にごきげんに話し込まれていましたが、「表銀座が」とか「扇沢が」とか「朝日連峰が」とか、聞こえてくる単語が確実に山好きのそれ。杯が進み随分とできあがったご様子でしたが、いよいよ調子最高潮、店内に大きく響く声で吠えるように言い切られたのが、冒頭の言葉でした。

 くぅ〜〜〜〜! 激しく同意!!!! 小屋が見えてきたら黄金色の液体を想像して生つば飲み込みますよね。こんなにも年代を超えて分け隔てなく共有しあえるテーマがほかにあるでしょうか。そう「山小屋×生ビール」のスペシャルWコンビを。

 ということで、今回はAkimamaスタッフたちがこれまでに訪れた山のなかで、生ビールとすばらしい景色を堪能できるを山小屋の一部をご紹介いたします。各小屋の銘柄付き!

燕山荘(えんざんそう)
名山の密集地帯・北アルプス。そのなかでも「表銀座」と呼ばれる縦走コースは信州側の中房温泉から常念山脈を南下し、大天井岳、西岳、東鎌尾根を経て槍ヶ岳へと抜ける北アルプスを代表する人気ルート。燕山荘はその北の入り口である燕岳(つばくろだけ/2,763m)の頂上稜線にある山小屋だ。登山1日目の夕暮れどきはこれから歩く表銀座を眺めながらグビリと一杯。燕山荘の取り扱いはキリン「一番搾り」である

白馬山荘
北アルプスのなかでももっとも北にある百名山が白馬岳(しろうまだけ/2,932m)。南の杓子岳、白馬鑓ヶ岳と合わせて白馬三山とよび、白馬岳の山頂には2つの宿舎がある。今回ご紹介するのは日本最大の山岳宿舎である「白馬山荘」。併設されたレストラン「スカイプラザ白馬」からは夕闇に浮かぶ剣岳や立山連峰のシルエット、富山湾の夜景まで見渡せる。オススメは栂池自然園から上がるルート。白馬岳手前にある小蓮華岳からの眺望がすばらしく(写真右上)、そこから白馬岳までは約1時間10分。サッポロ「黒ラベル」めがけてビールへのカウントダウンを!

針ノ木小屋
日本三大雪渓のひとつである針ノ木大雪渓を登りきった標高2,536mの峠にあるのが針ノ木小屋(はりのきごや)。北アルプスのほぼ中央に位置し、西側にある針ノ木岳山頂(2,821m)からの360°の大パノラマや後立山連峰南端の静かな山陵が楽しめる(写真上は赤沢岳、鳴沢岳方面)。針ノ木小屋の取り扱いはめずらしい「ヱビス生ビール」。槍ヶ岳、穂高岳に続く通称“裏銀座”を眺めながらの格別な一杯だ

北穂高小屋
アルピニストのあこがれでもある穂高連峰の、北端の山・北穂高岳(3,106m)。北穂高小屋はそれより6m低い場所にあり、山頂直下のわずかなスペースに作られたウッドテラスからは大キレットを経由して槍ヶ岳へと向かう縦走路が一望できる。あまりの絶景に、このテラスで飲むビール目当てに登ってくる人も多いのだそう。ここの取り扱いはアサヒ「スーパードライ」。北穂高岳は難易度の高い山が連なるこのエリアのなかでは比較的登りやすい(経験者の同伴必要です)

 今回は手元に写真があった一部のみをご紹介しました。北アルプス以外にも生ビールサーバーを設置した絶景の山小屋は数々ありますので、日を改めてまたご紹介いたします。

 最後に、山小屋での飲酒は飲みすぎず適量を! 適量を! 適量を……! 適量を……!(エコー)

 
 
ライター
ふくたきともこ

フリーランスの編集者/ライター。アウトドアやスノーボード関連の専門誌で活動する傍ら、フジロックや朝霧ジャムなど国内の野外フェスの制作にも携わる。最近の好きな山は飯豊連峰と伯耆大山。京都出身、一児の母。twitter「@happy_falls

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