- 山と雪
POW JAPANが再エネへの切り替えを呼びかけ! Change is POWer キャンペーン実施中
2020.07.03 Fri
渡辺信吾 アウトドア系野良ライター
これまでAkimamaではPOW JAPAN(Protect Our Winters Japan)の活動について紹介してきた。気候変動に関するシンポジウムへの参加や、スノーリゾートとの勉強会、啓蒙活動などなど。ここ1年は白馬村をモデルケースとして活動を進めているが、彼らの想いは全国のスノーコミュニティに確実に波及しはじめている。
▼AkimamaでのPOW JAPAN関連過去記事
『冬がなくなったら、あなたはどうしますか? POW JAPANが起こす、気候変動を解決するムーブメントとは!?』
『気候危機から「私たちの冬を守る」には。POW JAPAN 小松吾郎さん、高田翔太郎さんに聞く。明日からすぐにできること。』
インタビューの中でも話題となっていた、私たち一人ひとりができるアクションのひとつとして自宅の電力を「再生可能エネルギーに切り替える」という提案があったが、これを具体的に推進していくために、この7月から「Change is POWer – 選ぼう、自然のエネルギー」(7/1〜7/31)というキャンペーンを実施している。
キャンペーンサイトには、日本の電力構成比がCO2排出量の多い化石燃料に依存しているというデータや、数あるアクションの選択肢の中でもっとも CO2の削減効果が高いのは「再生可能エネルギー電力に切り替える」ことという提言、そして電力を切り替えるためのステップや再エネ電力会社も紹介されている。
(画像提供:POW JAPAN)
POW JAPANの代表小松吾郎氏は
「このキャンペーンは、化石燃料から、CO2を出さない自然由来のエネルギーに乗り換えをお願いするもので、一般サポーターやライダー、ショップ、メーカー、ディストリビューターなど、POWのサポーターやファン、パートナーに広く呼びかけて行うものになります。
自然エネルギーに乗り換えることで CO2を減らすことができるだけではなく、そう言った環境負荷の低い発電事業を行う会社を応援することにもつながります。ほとんどの場合、料金の変動も大きくなく(我が家の場合、月/数十円だけ上がりましたが)、反対に「料金が下がった」という例も少なくありません。
乗り換えた場合のシミュレーションも簡単で、実際の乗り換えは携帯電話を変えることよりも簡単です。
実はこれは、個人や企業にできるアクションの中で、もっとも効果の高いことのひとつなのですが、正直、何よりも簡単にできます。
これをやること自体、それほど大きなハードルはない上に、メリットが高いアクション。ということで、今回のキャンペーンの目標はズバリ『1000人』をめざします。簡単な数字ではありませんが、スノーコミュニティーの仲間や、サポーターの皆さんのお力添えがあれば、不可能な数とも思っていません」
との意気込みを語ってくれた。
キャンペーンへの参加方法は「再エネに切り替え」て、「サイト内のフォームに登録」するだけ。先着1,000名様にキャンペーンオリジナルステッカーをプレゼント。さらに、ご参加いただいた人の中から抽選で、POW JAPANのパートナー企業から提供されたリフト券やアウトドアウェアなどの景品がプレゼントされるという。豪華景品はこちらから確認できる。
彼らの目標はスノーコミュニティーやその仲間たち「1,000人」が再エネへの切り替えを表明してくれること。この機会に家庭の電気をCO2フリーの再生可能エネルギーに切り替えてみてはいかがだろうか?
私たちの冬を守るため、Change is POWer!