line_box_head

カナダのジャンボ・バレーに生きるグリズリーベアの大きなお悩み

(2015.10.27)

カルチャーのTOP

icon

01

手つかずの自然を守ろうとする人々と、スキー場開発事業者との間で起きている対立に焦点を当てたドキュメンタリー「Jumbo Wild」。その重要なキーキャラクターであるグリズリーベア(写真提供:パタゴニア日本支社)

 カナダのブリティッシュ・コロンビア州パーセル山脈にあるジャンボ・バレーは、その豊かな地形などから、バックカントリー・スキーやスノーボードのフィールドとして名高いエリアとして知られています。また、同時に北米でもっとも重要な野生生物のコリドー(回廊地)の一部として世界的に貴重な場所でもあり、グリズリーベアがアメリカとカナダの間を自由に徘徊できる地として、現在北米でたったふたつしか残されていない地域のひとつとされています。

 そんなジャンボ・バレーで、25年近くにも及ぶ期間、先住民や地域住民、スキーヤーやスノーボーダー、グリズリーベア保護活動家たちが、大規模なスキーリゾートの建設計画と闘ってきました。

 今回パタゴニアが11月2日を皮切りに全国5箇所で“無料公開”するのが、その一連の経緯を追ったドキュメンタリー『Jumbo Wild』。

 バックカントリースキーやスノーボード関連の映画などを製作する「スウィートグラス・プロダクション」の監督ニック・ワゴナーが、自身の地元で起きているその紛争に飛び込み、手つかずの自然を守ろうとする人々と、開発事業者との間で起きている対立に焦点を当て、スキー場建設にまつわる複雑に絡み合ったストーリーを追跡。開発業者たちの計画当初の概要説明から、1993年のカナダ政府による企画承認、現在に至るまでの長い経緯を記録してきました。


バックカントリー・スキーやスノーボードの素晴らしい映像を背景に、『Jumbo Wild』は議論の分かれている問題をあらゆる局面から描き、ジャンボ・バレーの保護に向けた地元住民の情熱的な闘いを映し出す(写真提供:パタゴニア日本支社)

1 2
 
 
ライター
Akimama編集部
line_box_foot