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3月11日に今年も「ありがとう」が集う。SONG OF THE EARTHがJヴィレッジで開催。

(2019.02.19)

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 東日本大震災から、もうすぐ8年を迎える。数多くのフェスでデコレーションを担ってきたCandle JUNEさんは、震災後に復興支援のために社団法人LOVE FOR NIPPONを立ち上げ、福島のどこかで月命日の11日に欠かさずイベントを行ってきている。2017年には3月11日に「SONG OF THE EARTH FUKUSHIMA」を開催。若旦那、BRAHMANのTOSHI-LOW、アジアン・カンフー・ジェネレーションの後藤正文、ORANGE RANGE、細美武士、渡辺俊美、青谷明日香などがライブ出演したSONG OFE THE EARTHは、まさにフリーフェスと言っていいイベントになった。

 今年は3月10日と11日の2日間に開催される。会場は、楢葉町のJヴィレッジ。

「これまでは県外の方々に『福島では仮設住宅での暮らしがまだ続いている方々います』ということを伝えたかったのですが、県内外からの多くの来場者がありました。今年の11日は月曜日ですので、多くの方々が集まりやすい前日の10日も開催とさせてもらいました。たくさんの方々に、原発事故被害を最小限に食いとどめるために頑張ってくださった方々がいること、その方々のバックアップのために動いていたJヴィレッジにサッカーをしない方々にもたくさん来てもらいたく、2日間開催とさせてもらいました」とCandle JUNEさん。

 今年も多くのミュージシャンが集う。一昨年から連続して福島に来ているミュージシャンだけではなく、ハナレグミやキヨサク、GAKU-MCなど初参加も加わった。それだけ、3月11日は福島にいたいと考えている人が多いということ。

「たくさんの方々が支援に行くたびに頭を下げて『ありがとうございます』と言ってくれます。でもみなさんがされた体験を私たちは教えてもらえています。ですからたくさんの『ありがとう!』が日本中から、世界中から福島のみなさんに集まる日を夢見ています。今は『福島のせいで汚染が…』などと言われてしまうかもしれませんが、『福島のおかげで世界が学べたよ。ありがとう!』『福島のおかげで世界は変わったよ!』と世界中から感謝される日を夢見ています」

 SONG OF THE EARTHは、そもそも新潟の中越地震の復興イベントとしてスタートした。熊本でも開催されたことがある。JUNEさんの活動によって、福島、新潟、熊本がつながっているという。音楽だけではなく、多くの学びが集うSONG OFE THE EARTH。自然災害で学んだことをどう生かしていくのか。どう伝えていくのか。その答えを導くきっかけとなるのがSONG OFE THE EARTHという場なのだろう。

【写真=sumi☆photo】

SONG OF THE EARTH FUKUSHIMA 311
開催日:2019年3月10日(日)11日(土)
会場:Jヴィレッジ 雨天練習場/練習場駐車場
出演:TOSHI-LOW、細美武士、ハナレグミ、渡辺俊美、新羅慎二(若旦那)、谷本賢一郎、青谷明日香、ATSUSHI(Dragon Ash)、GAKU-MC、キヨサク、くるくるシルク、クロワッサンサーカス、sotto、高橋てつや、平兄弟、ORANGE RANGE (ACOUSTIC SET)、the LOW-ATUS、片平里菜。HYS
出店:KEEN、KiU & NAC、JVOAD(全国災害ボランティア支援団体ネットワーク)、CHUMS
チャンネルスクエア、川内村、浪江町、幡ヶ谷再生大学復興再生部、石井麻木ミニパネル展、双葉ダルマ、フタバフルーツ。エイ出版社「after3.11 世代」、まちねっと秋田&夢灯りプロジェクト、J ヴィレッジ、相双振興局、LOVE FOR NIPPON、Little Nap COFFEE STAND

 
 
ライター
菊地崇 a.k.a.フェスおじさん

フェス、オーガニック、アウトドアといったカウンターカルチャーを起因とする文化をこよなく愛する。フェスおじさんの愛称でも親しまれている。

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