line_box_head

背負ったときに“軽さ”を感じられる、驚きのバックパックあります。

(2015.03.05)

道具のTOP

icon

背負ったときに“軽さ”を感じられる、驚きのバックパックあります。
deuter01

ドイターが新たに開発したACTトレイルプロシステム。重くなったパックでもスッと軽く感じることができ、トレイルを進む足取りに軽快さをもたらしてくれる。写真をクリックすれば、各説明もちゃんと読めますよ

deuter02

このシリーズは、もちろん、背中の快適性だけが売りではない。山の現場での使い勝手をさまざまに工夫している。たとえば、これ。フロントアクセスできるモデルは、慣れると手放せなくなる人も多い。雨蓋をわざわざ開けなくてもいいなんて、ステキ

deuter03

最近はヘルメット着用率が上がっていることもあり、こちらもあると便利な機能なり。フロントパネルはメッシュのマチ付きになっており、ヘルメットはもちろん、ジャケットなど衣類の収納も可能。そのほか、このモデルにはレインカバーも内蔵されている

deuter04

写真はACTトレイルプロ32SL。ドイターブランドの“SL”は、女性にオススメのモデルを表わしている言葉。ウィメンズモデルには、一輪の黄色いユリの花(造花)がオマケでついてくる(この花、けっこうな人気に!)

deuter05

ACTトレイルプロ40は、同シリーズ中のいちばん大きなモデル。“Lighten Up”で、気軽に背負うのにとてもいいサイズである。日帰り登山からハットトゥハットで数泊程度の山の縦走にベストなチョイスだ

 “Lighten up”といえば、英語のスラングっぽい表現で、気楽に行こうぜ! くらいな言葉でしょうか。まさに、その言い回しがピッタリなバックパックがこちら。モデル名は、ドイターのACTトレイルプロ。

 このモデルの最大の特徴は、「背負った荷物が、なぜか軽く感じられる!」という点にある。トレイルを長く歩いていると「なんでこんなにも重いんだ、このパックは!!」と、怒りの向けどころがわからないくらい、うんざりとしてしまうことがある(でしょ?)。その「なんで!?」という思いを軽減してくれるというのだから、スゴいのである。

 どんなつくりなのかといえば、第一には、荷重バランスについてとてもよく考えられている。バックパックの背面内部に、弾力性のある鋼性のラウンドフレームを入れて全体の剛性をアップ。これによって、背中側への荷重が掛けやすくなり、背中と腰で重さを分散させることが可能となる。そして、荷重を安定させるために、バックパックの下部に設置されたウエストベルトにも工夫を重ねているのだ。

 ふつうは「ウエストベルト」と呼ばれるあの部分に「ヒップウィング」という名が付けられていることが、ポイントとなっている。このヒップウィング、腰全体を包み込めるようなソフトな素材を敢えて使い、身体とバックパックの密着度を高めていることが目的に。ベルトの出所が一般のモデルよりもかなり中央よりになっている。これをしっかりと装着すれば、まさにお尻を包み込むような具合になる。

 また、ヒップウィングのベルトストラップを手前に引くことで、ウィング全体に力が伝わり、さらにフィット感、ホールド感を高めてくれるような仕組みになっている。長距離を歩いていて疲れが出てくると、バックパックの背負い方にもズレが生じてしまうことは多々あることだが、そんなときにヒップウィングのストラップを引っ張るだけで、荷重はまた正しく背中と腰に乗っかり直すことになる。こんなときには、感覚的に「なんだか、軽くなったかも」と思えるはずだ。これが、冒頭の「なんで!?」を解消してくれる秘密なのである。

 さらに、ACTトレイルプロの実力は、ヒップウィングだけにはとどまらない。商品名にある“ACT”。ACTとは“Aircontact=エアコンタクト”の略語で、ドイターが持つ独自開発の背面システムのことをさす。エアコンタクトというだけに、背面の通気性が抜群によくできている。

 右上の説明写真にもあるように、背面に縦に並んだ左右2本の中空フォームのあいだの空間がちょうど煙突のような役割を果たし、バックパックを背負っているにも関らず、空気の通り道を確保できるようになっているのだ。

 夏場に重い荷物を背負って歩いていると背中に大量の汗が流れ、暑くてアツくてどうしようもなくなることがあるが、このバックパックならばそんな心配も不要となる。とても細かなつくりになっており、たとえば、煙突をかたちづくる中空フォームパッド自体が、歩行時の身体の動きに合わせてつぶれたり、もとの形に戻ったりとポンプのような働きをして、フォームのなかにたまったあたたかい空気を押し出す役目を果たしている。つまり、歩けば歩くほど空気が循環する仕組みになっており、押し出されたあたたかく湿った空気は、煙突を通って上方へと排出されていく。これはチムニー効果ともいわれているもので、単純な構造ながらも、快適性の向上に大きな意味がある。このシステムを搭載していないモデルと比べると、最大で約15%もの発汗を抑制できるというデータもあるほどだ。

 そう言った意味でも、まさに“Lighten Up”な、バックパックなのである。三寒四温を繰り返し、山は新緑へと向かうこの季節。天気のコンディション変化を考えると、装備にも気をつかうので、持って行く装備も多くなりがちに。でも、ACTトレイルプロなら、重さも暑さも気にならない。新しく狙うならこんな快適モデルはいかが?
                 
                 

■ドイター/ACTトレイルプロシリーズ
ACTトレイルプロ40 20,000円+税
容量:40ℓ/重さ:1,530g
サイズ:高さ70×幅31×奥行25cm
カラー:スプリング×アンスラサイト、ミッドナイト×オーシャン

ACTトレイルプロ38SL 20,000円+税
容量:38ℓ/重さ:1,500g
サイズ:高さ66×幅30×奥行25cm
カラー:エメラルド×キーウィ、オーベルジン×ファイアー

ACTトレイルプロ34 19,000円+税
容量:34ℓ/重さ:1,470g
サイズ:高さ64×幅30×奥行24cm
カラー:ペトロール×キーウィ、ブラック

ACTトレイルプロ32SL 19,000円+税
容量:32ℓ/重さ:1,420g
サイズ:高さ62×幅28×奥行24cm
カラー:ミッドナイト×ミント、パパイヤ×ラバ

※共通素材:ドイター・マイクロライト210デニール+マイクロリップナイロン210デニール+スーパーポリテックス600デニール

           

 
 
ライター
Akimama編集部
line_box_foot