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軽量で深型、湯沸かしにも使える絶妙な形状がハイカーの料理の幅を広げる? EVERNEW ウルトラライトフライパン16

(2018.06.18)

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 ラーメンやフリーズドライ食品だけではなく、料理に幅が広げようとするハイカーに人気なのが山用フライパンだ。チタンフライパンやマーブル模様で食器としても映える山用フライパンなどラインナップしているエバニューから、新たに軽量フライパンが発売された。個人的に今までの登山用フライパンの良い部分をまとめたような製品だと感じた。フライパン好きとしては見過ごすことができず、購入したのでレビューする。

 まず購入したのは16cm。ネットで注文し「少し小さいかな?」と思ったが、届くとメインで使っていたUNIFLAME 山フライパン17cmとほぼ同じ大きさだった。今まで中に詰め込んでいたガス缶やコップなども写真のように収納できた。

 取手は少し華奢な印象で、青の耐熱グリップは、今の所困ったことはないが短く感じる。鍋自体もかなり薄いアルミを使用し、名前の通り270グラムとかなり軽い。焦げ防止はフッ素加工ではなく、チタンをプラズマコーティングし、熱伝導を高めるためのハニカム模様も入っている。そして軽さともう一つ、購入を決心したのが深さだ。今までの登山用フライパンは浅すぎて注ぐ時に溢れるものが多かったが、フライパンとしてはもちろん、湯沸かし用の鍋としても使用できる絶妙な形状だ。

 なみなみとお湯を沸かすと注ぐことは厳しいが、コーヒーやカップラーメン用のお湯くらいなら垂れることなく注げる。湯沸かし鍋を別に持つ必要がなくなることは、荷物を少しでも減らしたいハイカーには大きなポイントだ。

 僕はいつも最初にコーヒー用の湯沸かしと同時に食材を湯煎する、その後、肉や餃子、チャーハンを炒めて山料理を作っている。使ってみた感想は、チタンのように軽く、熱伝導もチタンっぽい。といってもチタンに比べるとだいぶマシではあるが、アルミが薄すぎて強火だと一点に熱が集中してしまう感じがした。ただ薄い素材で軽くしたのではなく、実際に使用した上で弱点をカバーしようしたと見受ける裏のハニカム模様に、努力を感じた。

 チタンプラズマコーティングはかなり効いていて、料理後の片付け時にもキレイに拭き取ることができた。

 耐久性までは試していないが、このフライパンは、コンビニ冷凍食品で気軽に様々な料理を山に持っていける時代のスタンダートの一つになるのではないかと思ってる。

 買ってすぐにレビューした動画をYouTubeにアップしている。詳細が知りたい方は動画でもどうぞ!

 
 
ライター
森 勝

低山小道具研究家。元アクセサリーデザイナー。発明コンテストで賞金10万円を獲得した経験もあるギア好き。ブログは自転車とアウトドアライフ(遊び)

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