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アウトドアにおいて本当にいい製品とは? いつもとちがう視点で考えてみる。〜ショッフェル篇〜

2021.05.14 Fri

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Taishi Takahashi

Taishi Takahashi フォトグラファー

 アウトドアにおいて、本当にいい製品ってなんだろう? 一般的に想起させられるのは、ゴアテックスに代表されるような高性能シェル。身にまとうウェアはときに命を守ってくれる大切なもの。高性能に越したことはない。しかし、アウトドアライフは人それぞれ。だれもがテクニカルな登山などのアクティビティばかりをしているわけではない。創業以来200年、「身近な自然」へのふれあいを大切にしてきたドイツのブランド、ショッフェル(Schõffel)の中目黒店を訪ねてみた。

ショッフェル Schoffel 中目黒 Shop

 普段から登山などのアウトドアに親しむ “あみ” さんとショッフェル中目黒店へ。店の目の前を流れる目黒川沿いの桜並木は少し歩くだけで気持ちがいい。都内の立地でも自然を感じられるロケーションが、ショッフェルの掲げるブランドメッセージ「Ich bin raus.(イッヒビンラウス)── 外へ出よう、自然のなかへ」と相まって、高揚感がある。

ショッフェル Schoffel 中目黒 Shop

ショッフェル Schoffel 中目黒 Shop

 コーヒーのケータリングサービス(Urban Local Living提供)もある店内はゆったりとした雰囲気。カフェで人と話すように、気軽にウェア選びを相談できそうだ。

 普段から登山などアウトドアに親しむあみさん。登山用のウェアやバックパックなど、ひと通りは持っているそう。はたして惹かれる製品はあるのだろうか。ところどころ製品を見渡しながら奥へ行くと、店長の嶋田さんが挨拶に来てくれた。

嶋田
こんにちは、店長の嶋田です。気軽になんでも聞いてください。


 雑談しているとさっそく、あみさんから質問が。

あみ
これってレインウェアですか? シャカシャカしてないし、ぽいような、ちがうような……!?

嶋田
僕も最初はそう思いました。でもレインウェアなんですよ。

ショッフェル Schoffel 中目黒 Shop

ショッフェル Schoffel 中目黒 Shop

あみ
すごく生地がやわらかいですねー。ほかの製品もそうなんですけど、カラーやデザイン、素材とか、ほかのアウトドアブランドのラインナップとはちょっと感じがちがう気がします。ショッフェルってどういうブランドなんですか?

嶋田
壁のブランドロゴの下に「Ich bin raus.(イッヒビンラウス)」って書いてありますよね。この言葉は「外に出よう、自然のなかへ」とか、「いまいるところから、一歩踏み出そう」などといった、さまざまな意味を持つ多義語です。自然に挑むのではなく、自然に還ってリラックスする、そのお手伝いをしたいのがショッフェルなんです。

あみ
なるほど、だから着心地も重視した製品が生まれてくるわけですね!

嶋田
ショッフェルって何年前からあるか知っていますか?

あみ
え、何年くらいでしょう……。100年……はないですよね?

嶋田
いえ、じつは200年以上もの歴史があるドイツのアウトドアブランドなんですよ。日本でいえば江戸時代かな。ブランド名は創業者ゲオルグ・ショッフェルのファミリーネームで、創業から現在までずっと家族経営で運営しています。身近な自然とのふれあいを大切にし、環境にも配慮しています。たとえばこのレインウェアは裏地に「S-cafe」という使い終わったコーヒー殻のリサイクル素材が使用されているんですよ。

ショッフェル Schoffel 中目黒 Shop

あみ
サスティナブルなところも、さすがドイツ。そういえば、店内に「BRING」って服のリサイクルボックスもありましたね。

ショッフェル Schoffel 中目黒 Shop BRING

 ブランドについて理解が進んだところで、あみさんからこんなリクエストが。

あみ
たとえば高尾山とか低山ハイクへ着替えずに行ってこられる服ってないですか? 山着に着替えるのって大変だし、街から山まで1着で行ければ、荷物も減って楽かなーと。

ショッフェル Schoffel 中目黒 Shop

嶋田
そうですね。では、こういうのはどうですか?

あみ
え、ワンピースですか!?

嶋田
そうなりますよね(笑)。ショッフェルでは、ほかのアウトドアショップでは普通しないような提案をしたりします。今回は高尾山のような日帰り低山ハイクが前提ですし、アーバンに寄りすぎず、でもがちがちに山スタイルではない、ちょうどいいものをと思いまして。もっと専門性の高いテクニカルな製品もラインナップとしてはありますが、アウトドアウェアの機能性に、着心地などの快適さを加えた汎用性の高いものづくりというのが、ショッフェルの真骨頂です。

ショッフェル Schoffel 中目黒 Shop

 店長が選んだ製品は速乾性や軽量性など、ハードではない登山ならば十分なスペックを備えつつ、街着としての見た目も配慮されていた。店長曰く、その人がどんな状況で、どういう使い方をするのか話を聞いて、常識にとらわれず、単に高性能なものを提案するのではなく、本当にその人に合ったものを提案できるように心がけているそうだ。

 あみさんが実際に着用した写真がこちら。左が街中スタイルで、右が山スタイルとなる。

ショッフェル Schoffel 中目黒 Shop

outer
JACKET NEUFUNDLAND4(ジャケット ニューファンドランド4)/BLUE FLOWER
one piece
STRETCH F/S OP(ストレッチ F/S ワンピース)/BEIGE
pants
JERSEY PANT MERAN2(ジャージパンツ メラン2)/GREY
hat
BI-COLOR HAT Ⅱ(バイカラーハットⅡ)/BLACK
bag
BACKPACK 25(バックパック25)/BK HEATFER
SACOCHE FIELD(サコッシュ フィールド)/ORANGE


あみ
全体的に着心地がいいです! パンツもストレッチがきいていて、普段の運動にも使えそう。アウトドア製品ってけっして安くないから、ひと通り揃えるとけっこうな金額になるので、どうせ買うなら日常でも使えたらいい、というのはあります。なんだか無意識にアウトドア用と普段用を分けてしまいがちですよね。日本人がそうなんでしょうか?

嶋田
ドイツ人は日本人より自然が身近なのだと思います。日本で日常的にアウトドアウェアを着ていると、山やっている人なのかな、というようにアウトドアな人に分類されがちです。ドイツだとハードシェルを羽織ってジーンズみたいなファッションで、半日を街中で過ごし、半日は山ハイクというようなことが普通のでき事なのでしょうね。ワンデイハイクや身近な自然を楽しむ文化なのではないでしょうか。

ショッフェル Schoffel 中目黒 Shop

 山でも使えるジーンズのようなものがあれば最強だと思うときがある。単純に便利で、サスティナビリティの観点からみても、資源の節約になるからだ。アーバンからアウトドアまで活躍してくれる1着。それは「アウトドアにおいていい製品とは?」を論じる上で、ひとつの完成形ではないだろうか。

 考えてみると、修験や神道など、自然との調和は日本人がもともと持ち合わせている。そういった視点でみてみると、ショッフェルの考え方は日本人に合っているように思う。改めて周りを見渡すと「こんなところあったんだ」というような身近な自然があるかもしれない。外へ踏み出し、自然と豊かな時間を過ごしてみてはいかが。


嶋田
ショッフェル中目黒店へ来店してくださった際に「Akimamaを見た」と言っていただければ、ドリンクを半額にいたします。6月末まで。お待ちしております!


▶︎ショッフェル中目黒店
住所
〒153-0042 東京都目黒区青葉台1-23-4 グランベル青葉台ビル1階
TEL
03-6451-2585
営業時間
11:00〜20:00

※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間の変更や臨時休業になる場合があります。


(モデル=あみ 文・写真=Taishi Takahashi 編集=河津慶祐
※新型コロナウイルス感染防止対策に細心の注意を払い撮影をいたしました。



ショッフェルのサイトで詳しく見る

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