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3.11、福島で希望のキャンドルを。 CandleJUNE、ただいま挑戦中

(2016.02.18)

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月命日には福島へ。ともに時間を過ごし、キャンドルに火を灯す。©LOVE FOR NIPPON

 フジロックフェスティバル、New Acoustic Campなど数々の野外フェスのフィールドデザインを手がけているCandleJUNEさん。フェス好きなら、一度はCandleJUNEさんが灯したキャンドルを見たことがあるだろう。キャンドルアーティストとして活動する一方で、3月11日の震災直後から「ラブフォーニッポン」を立ち上げ、現地へ向かい、炊き出しや物資提供を行ってきた。

 その活動は途絶えることなく、2016年の現在も続いている。毎月11日の月命日には、有志とともに福島の仮設住宅や幼稚園を訪問。現地の人々とともに時間を過ごし、キャンドルに火を灯してきた。そして、先月代々木公園で主催したイベント「Candle.11th」では、賛同するミュージシャンがフリーライブを行い、およそ7,000人を動員した。


キャンドルに書かれたメッセージ。子どもたちには夢を書いてもらっているという。©LOVE FOR NIPPON

 震災からもうすぐ5年を迎える。2016年3月11日には、福島県郡山市で行われる「鎮魂祭2016」で追悼のためのイベントをしたいと考えているそうだ。ライブを行い、メッセージを書いたキャンドルを灯す…。月命日の活動と同じように追悼を捧げたいという。しかし、このプロジェクト実行には、運営するための資金が必要だ。

 2月上旬、都内某所で行われたラブフォーニッポンのミーティングで、「いままでやったことのないことに挑戦してみようと思います。クラウドファンディングという形で、この活動の支援を集めてみたいと思っています。ちょうど1ヶ月前の2月11日からはじめます」と、CandleJUNEさんは語った。3月11日に向けて、たった1ヶ月で311万円を集めたいのだと。


自然と顔がほころび、笑顔があふれる。行くたびに逆に元気をもらっているという。©LOVE FOR NIPPON

 クラウドファンディングの詳細は、ラブフォーニッポンが挑戦しているREADY FOR?(レディフォー)のサイトをご覧いただきたいが、簡単に説明しておこう。

 まず、プロジェクトを実行したい実行者がウェブサイトでアイデアを発表し、支援者を募る。「応援したい!」と思った人は、そこに資金援助をするのだが、単に寄付をするだけではない。「リターン」という制度があって、支援金に応じて、実行者からなんらかのお返しがある。しかし、期日までに目標金額に達しない場合は、支援金は全額支援者へ戻され、実行者にはわたらないしくみだ。目標金額を超えた場合は、期間中に集まった金額は手数料を引き、すべて実行者へと届けられる。

 今回CandleJUNEさんが、クラウドファンディングという方法を選んだ理由のひとつとして、世の中の「関心」を集めたいという思いがあるという。月日が流れるとともに、忘れていくこと、忘れてはいけないことがある。今回クラウドファンディングという形をとり、いまいちど、福島に「関心」を集めたい、そう願っている。

写真は1月に代々木公園で行われたCandle.11th。3.11でもこのような形になるだろうか。©LOVE FOR NIPPON

 2月18日午前0時過ぎ現在、支援金は2,412,000円となっている。「あら、集まりそうじゃないの」と楽観はできない。ここからの延びがとても難しいという。まずは、CandleJUNEさんの思いを、こちらのサイトからのぞいてみて欲しい。

 きっと、誰もがあの日を思い出すことがあるだろう。環境によって思い出す頻度、深さには違いがあるかもしれない。でも、心のどこかには必ずある。この、希望の炎を灯すプロジェクトに、あなたの思いも少しだけのせてみてはどうだろう。もしかしたら、誰かを笑顔にしてくれるかもしれない。

3.11に福島で追悼と希望のメッセージを刻んだキャンドルを灯そう
目標金額 3,110,000円
※2016年3月11日午後11時までに、3,110,000円以上集まった場合に成立となる。

 
 
ライター
Akimama編集部
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