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北海道のOTO TO TABI。雪の野外ステージを制作するEarth Friends Campに聞いた冬だからこその音楽体験。

(2018.02.27)

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「北海道の冬に音楽フェスを」をテーマに掲げ、2011年に札幌でスタートした「OTO TO TABI」。寒さがもっとも厳しい1月に開催された年もあったけれど、今年は3月上旬に行われる。

 去年から野外ステージの「ゆきんこSTAGE」が生まれ、雪国の音楽フェスをより深く体感できるようになった。その「ゆきんこSTAGE」の制作を担っているのがEarth Friends Camp。「Being outdoor makes our lives better」をコンセプトに非営利で2014年から活動している任意団体だ。

「はじめはボランティアスタッフとしてOTO TO TABIのお手伝いしたのがきっかけです。EFCとしても音楽イベントを開催したいという思いがあり、まずはボランティアスタッフとして経験してみようということでOTO TO TABI 2016のボランティアスタッフに応募しました。面接のときにOTO TO TABIの運営の方にEFCの活動についてお話したところ、『次回は野外ステージを作りたいと考えているからそのときはぜひお手伝いをお願いしたい』というお話を頂き、翌年のOTO TO TABI2017でそれが実現しました」とEarth Friends Camp代表の絹張龍平さん。

 一昨年までは、ライブとマーケットが主なコンテンツだったOTO TO TABIが、野外ステージを設けることで雪世界で体験する時間を持つことができるようになった。つまりフェスのなかでの遊び方のバリエーションが増えた。野外ステージ2年目の今年はさらにコンテンツを充実させるという。

「今年のゆきんこSTAGEは昨年よりもパワーアップして、エリアも広くなり、ライブの回数も増えます。新たに4つのコンテンツも追加しました。ひとつ目の新コンテンツは、大人から子どもまで冬の外遊びを楽しめる『プレイグラウンド』です。冬フェスならではの雪と自然を楽しめる3つのアクティビティをご用意しています。ふたつ目が薪ストーブで暖まれる『ぽかぽかテント』。寒いのが苦手という方でも楽しんでいただくためにご用意しました。3つ目が『ゆきんこBAR』。ホットワインやチャイ、コーヒーなどの温かい飲み物などをご提供します。最後が『インタラクティブ・イルミネーション』。ツイッター連動のイルミネーションを設置するのですが、どんな物かといいますと、Twitterでハッシュタグ「#おととたび」をつけてつぶやくとイルミネーションが光ったり、「#ゆきんこステージ」をつけてつぶやくと点滅したり、というように、ただ見るだけではなく来場者参加型で光らせる新しいイルミネーションになります。ハッシュタグは例です。当日は変更になる場合があります。ゆきんこSTAGEで撮影した写真と一緒にたくさんつぶやいてもらえるといいなと思います」

 タイムテーブルも発表になったOTO TO TABI 2018。メインステージではCAHI、Polaris、OGRE YOU ASSHOLEなど今年のフェスで大注目のバンドがラインナップされている。ライブだけではなく、いろんな楽しみ方がコンテンツとして用意されているのがフェス。OTO TO TABIは北海道での冬フェスの新しい可能性を開拓しているのだろう。

「そのために冬の北海道だからこそできる音楽体験を作りたいです。それがぼくたちEFCがおととたびに関わらせてもらっている意味でもあると思っています」

 3月の北海道はまだ寒い。けれどここでは寒いからこそ感じられる温かみ、そして楽しみが見つけられる。

昨年、初めて野外ステージの制作を担当したEarth Friends Campのメンバーたち。北海道で数々の外遊びイベントを企画・運営している。

OTO TO TABI 2018
開催日:3月3日(土)
会場:札幌芸術の森 アートホール
出演:OGRE YOU ASSHOLE、CHAI、Polaris、Awesome City Club(Acoustic SET)、泉まくら、ZOMBIE-CHANG、MUGAMICHIRU、Seiho、ほか

 
 

 
 
ライター
菊地崇 a.k.a.フェスおじさん

フェス、オーガニック、アウトドアといったカウンターカルチャーを起因とする文化をこよなく愛する。フェスおじさんの愛称でも親しまれている。

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