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笑顔が溢れる至福のオールキャンプインフェス「朝霧JAM」を、ピースに楽しむ8つのポイント

2018.08.16 Thu

 どのフェスより笑顔が溢れていると感じるのはなぜだろう。

 朝霧ジャムは富士山の西麓に位置する朝霧高原で開催される、秋の野外フェスティバルだ。“オールキャンプイン”つまりキャンプ泊前提のフェスとして長年人気となっている。
 会場は、メインステージのある朝霧アリーナ、隣接する朝霧ジャンボリーキャンプ場、そしてシャトルバスでアクセスできるふもとっぱらまで。この時期には富士山も冠雪しはじめ、秋晴れの日には西日に照らされた赤富士も美しい。まさに“It's a beautiful day”を実感する最高のロケーションと最高の季節。
 メインステージをとり囲むキャンプサイトなら、テントに居ながらにして音楽を浴びられる。会場奥に広がるキャンプサイトでは、フラットな地面にゆったりとテントを張れる。さらにふもとっぱらではクルマの乗り入れが可能なオートキャンプを楽しめる。
 音楽のジャンルも多彩で、個性的なアーティストがラインナップされる傾向にあり、ツウな音楽ファンをも唸らせる。
 またローカルフードの出店や、物販、ワークショップも充実。これらのブース巡りを毎年楽しみにしているリピーターも多い。
 地元有志の運営チーム「朝霧JAMS'」の存在も印象的だ。リストバンドチェックや誘導、ゴミナビなどのボランティアスタッフがとにかく元気で笑顔なのだ。彼らとすれ違うたびについつい笑顔になってしまう。
 おとなも子どもも、いろいろなスタイルでいろいろな楽しみ方ができて、おもてなしの気持ちがうれしい、こんなピースなフェス、笑顔にならないはずがない。

左上)冠雪しはじめた富士山に出会えるかもしれない。 右上)レインボーステージのアリーナエリアに設けられるキャンプファイヤー。夜の冷え込みにありがたいスポット。ライブの余韻に浸りながら朝まで過ごす人も。 左下)ファミリーでの参加が多い朝霧ジャム。子どもと一緒に楽しめるワークショップもたくさん。 右下)つねに笑顔で迎えてくれる朝霧JAMS'のボランティアスタッフ。笑顔とハイタッチで応えよう。

 今回は、そんな朝霧ジャムを、ピースに楽しむ8つのポイントを紹介しよう。

1.とにかく芝生が気持ちいい

 メインのレインボーステージはキレイな芝生のグラウンドにある。ライブを観ながら芝生のアリーナで踊れるなんてなかなかないでしょ? 踊り疲れたら直に座っても、寝っころがっても気持ちいい。

2.焚き火ができるんだぜ

 直火は禁止だが、焚火台があればBキャンプサイト内では焚き火ができる。夜は冷え込むこの時期。焚き火のありがたさが身にしみる。炎を見つめながら語らうのは、ライブの話? それとも恋話?

3.Aサイトは小型テントの方がいい

 レインボーステージの前のAサイトは、テントからライブが観られ、ステージ前やフードブースに行くのに便利なだけに、かなりの密集地帯となる。大型のテントだとスペースがなかったり、他の人の視界を遮ってしまうこともある。1〜2名用のコンパクトなテントがオススメだ。ちなみにAサイトでのタープは使用禁止なのでご注意。

4.オートキャンプで広々、楽々

 オートキャンプの人気が年々高まっている。会場まではシャトルバスでの移動が必要だが、広いスペースでキャンプでき、荷物の持ち運びも楽。ふもとっぱらから臨む富士山の雄姿は会場からの眺めとはひと味ちがう。天気が良ければダイヤモンド富士に出会えるかも?

5.ローカルフードがとにかく美味しい

 地元密着型フェスを標榜するだけに、フードエリアには朝霧・富士宮のローカルフードの飲食出店が並ぶ。酪農や畜産の盛んな地区だけにフェス飯のレベルもかなり高い。牛乳を使ったスイーツ類は女性や子どもにも大人気。

6.ガラガラよりテクテクで

 タープも使えて本格的なキャンプが楽しめるBサイトの導線は未舗装。たくさん荷物を持って行きたいのはわかるが、カートでガラガラ移動するのはちょっと大変。荷崩れしたりタイヤが壊れたりする人も多い。ここはバックパックと手持ちでテクテク行くのが正解。カートを使う場合は、過積載にはくれぐれも注意だ。

7.冬の装備を忘れずに

 標高約900mの朝霧高原。この時期、晴れていれば日中は半袖で過ごせるくらい暖かいが、夜になるとグッと冷え込む。フリースやダウンなど冬の装備があると安心。首周りを温められるストールやマフラーもあると体温が奪われにくい。

8.ペットといっしょに楽しもう

 ペットを連れて会場内に入れるのも朝霧ジャムのうれしいところ。飼い主の方はリード装着や糞の始末などのマナーを守って、ワンコといっしょに思いっきり楽しもう!

(文=渡辺信吾 / 写真=宇宙大使☆スター)

It's a beautiful day Camp in 朝霧Jam
日程:2022年 10月8日(土)・9日(日)
開催場所:静岡県富士宮市朝霧アリーナ
オフィシャルサイト:http://asagirijam.jp/

※この記事はFestival Echoの記事を再編集し掲載しています。

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