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日本屈指の豪雪地区で「極力非圧雪」を謳うスキー場の本気度

2014.11.01 Sat

渡辺信吾

渡辺信吾 アウトドア系野良ライター

「さかえ倶楽部」というスキー場をご存知だろうか? 長野県の北信地区にある栄村が運営する村営のスキー場だ。地理的にピンと来ない方のために解説すると、上信越道の飯山・豊田ICからなら国道117号を使って野沢温泉よりもさらに30分ほど走ったところ。関越道の塩沢・石打ICからなら、大沢山トンネル〜国道117号を使って50分ほど。津南のお隣といえばなんとなくイメージできるだろうか? つまり、日本屈指の豪雪地帯だ。

 この栄村の村営さかえ倶楽部スキー場は、リフト3本のみのコンパクトなスキー場ながら深雪の穴場として知る人ぞ知るスキー場なのだ。このさかえ倶楽部が、2014-2015シーズンに向けて面白い施策を打ち出した。なんと「平日極力非圧雪」らしい! ポスターからもその本気度が伝わってくる。

 パウダーフリークの皆様ならすでにおわかりかと思うが、リフトアクセスで深雪滑り放題ということだ。しかもなんと「平日シーズン券6,000円」だそうだ!! 「平日」というのが多少ハードルを上げているが、平日休める方にとってはまさにパラダイスと言っても過言ではない。

 昨今、バックカントリースキー/スノーボードの参加人口が増えている。しかし、非圧雪の斜面を滑り慣れていないと思しき方が参加している実態も目の当たりにする。やはりバックカントリーを楽しむには、滑走レベルを上げることが肝要なのだ。とは言え、ゲレンデのコース外滑走はけっして推奨できるものではない。またゲレンデ内で非圧雪の新雪を体験できるスキー場は本州ではまだまだ少ない。スノーパーク尾瀬戸倉などで開催されている「GPG(ゲレンデパウダーガイド)」のようにバックカントリーに入る前のレベルアップのサービスが用意されているところや、今回のさかえ倶楽部のように極力非圧雪を打ち出してくれるゲレンデが増えることは、これからバックカントリーをめざす方にとっても、バックカントリーをもっと楽しむための滑走技術を身につけたいという方々にとっても、歓迎すべきことではないだろうか。

 他にも、レストランでは野沢菜食べ放題とか、「雪マジ!19」参加スキー場なので19歳はいつでも無料とか、野沢温泉のシーズンパスを持っている方は平日1日券が1,000円になるなどなど、今年のさかえ倶楽部の本気度がハンパない!


■お問い合わせ
さかえ倶楽部スキー場
オープン予定:12月20日(土)

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