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運行わずか5日間! 黒部峡谷を抜ける夜の「星空トロッコ」と山中の秘湯「祖母谷温泉」

(2017.08.30)

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 白馬や下ノ廊下、その他黒部方面への登山の起点となる「欅平(けやきだいら)駅」は、トロッコ電車の愛称で親しまれている黒部峡谷鉄道の終着駅です。 富山県にある始発駅「宇奈月駅」から、稜線と谷底との高低差が1,000m以上にも及ぶ日本でも有数のV字峡谷「黒部峡谷」をトロッコ電車で抜け、距離にして20.1km、片道1時間20分かけて欅平へ到達します。
地図=「欅平ビジターセンター」より出典

 このトロッコ電車、通常は欅平行きの終電は宇奈月駅が15:40発なのですが、期間限定で夜間帯に走らせ、終点の欅平の展望台で星空観察をおこなう「星空トロッコ」が、9月と10月の5日間だけ運行されることがわかりました。 ツアーには星空の専門家が同行し、星空をたっぷりと解説。標高600mの「欅平」は星空観測にはうってつけの場所で、夏の大三角で有名な“はくちょう座” “こと座” “わし 座”を中心に、黒部峡谷を写したかのように輝く天の川が夜空に広がる姿や、流れ星が横切る絶景の星空が参加者を待っているそうです。
 開催日は9月・10月のうちの5日間のみ、各開催日の定員は60名。

 すでに定員に達した日もあるそうですが、まだ空席もあるもよう。残暑が厳しい下界とは違い、こちらはフリースやダウンジャケットが欠かせないほど夜間はぐっと涼しくなるようです。

  
 ところで話は少しそれますが、Akimama編集部は以前、後立山連峰の白馬岳から富山側にあるこの欅平へ下山したことがあります。 白馬岳山頂から主稜線の西側にある旭岳や清水岳を経て、ひたすらに長い樹林帯が続く苦行のような清水尾根を下ること全8時間。もうヒザが壊れる!と根を上げそうになるころ、欅平駅から約2.5km上流にある「祖母谷(ばばだに)温泉」に下山します。

 名前はさておき、ここの何がいいって、河原にはもうもうと白煙をあげる源泉が湧き、すぐそばには露天風呂と内湯を備えたひなびた温泉小屋があること。

 欅平からも歩いてしか行けない温泉なのですが、ここが渋くて非常によい!! 写真=「祖母谷温泉」Wikipediaより出典 素朴な和室に荷物を放り投げ、湯船に深々と身を浸せばもう言葉はありません。春限定の山菜料理(6~7月中旬)や秋のきのこ汁(10月)も楽しめ、もちろんよ〜く冷えたビールもございます。

「星空トロッコ」の記事ながら、本当は「祖母谷温泉」推しなんじゃ……と内心思いつつ、以下にイベントの詳細も記しておきます。

 なお下山後は、ぜひ時間をとって魚津へ! 水揚げされたばかりの富山湾の新鮮魚介で大いに胃袋を満たしてください。

星空観測特別ツアー『星空トロッコ』
■実施日:平成 29 年9月22日(金)・23日(土/祝日)・24日(日)・30日(土)・10月1日(日)
■スケジュール
・往路:宇奈月駅発(17:01)→欅平着(18:24) ※受付(16:20)
・復路:欅平駅発(19:52)→宇奈月駅着(21:06)
■内容:トロッコ電車乗車(宇奈月駅~欅平)&星空観測教室(欅平展望台/約 50分)
■募集人員:各開催日定員 60 名(合計 300 名)※最少催行人員各 10名/1回

■募集締切:各開催日の 11 日前(各回締切日:9/11、12、13、19、20) ※先着順

■参加費:大人5,500円、子供3,800円 (往復乗車券、軽食、飲料、記念品、保険付)※事前振り込み
■応募方法:はがき・FAX・電話またはネットより、以下を記入の上応募。
・お名前(代表者名)・フリガナ・性別・住所・電話番号・メールアドレス・希望日・申込人数
・ネット応募はホームページ「お問い合わせ」より「ご質問」欄に申込内容と代表者以外の参加者のお名前を記入。
※記入もれがある場合は無効

■公式ホームページ:黒部峡谷鉄道「星空トロッコ」

 
 
ライター
Akimama編集部
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