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嵐? 混雑? 新千歳空港へはフライト2時間前半に到着すべきって知ってた? その理由は……

(2017.01.28)

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 冬のスキーやスノーボードのみならず、登山や川下り、釣り、自転車、バイク旅など、外遊び好きに嫌いという人はいないでしょう。

 そう、日本のなかでも指折りのアウトドアフィールドが広がる北海道のことですね。

 さて、北海道へ遊びに訪れる人の大半が利用するのが北の玄関口である「新千歳空港」ですが、帰路で利用する際は少なくとも2時間前半には到着しておきたい、ということをご存知でしょうか。

 理由は悪天候による欠航の可能性? それとも今やブランドになった「ジャパウ(=ジャパン・パウダースノー)」を求めて団体で訪れる海外利用者による窓口の混雑?

 もちろんそれらも理由のひとつではありますが、じつは
「新千歳空港がめちゃめちゃ楽しいから」というのが最大の理由。

 全国の空港を見てもここまで施設が充実して、魅力あふれる空港はほかにありません。今回は保安検査場を通る前までの120分を使った新千歳空港の(おもに食の)楽しみ方をご紹介します。

 正直、120分では駆け足レベルの忙しさです。

フライト120分前
「どさんこ産直市場」でお土産を物色

 国内線ターミナルビル2階のショッピングエリアの一角にあるのが「どさんこ産直市場」。道内から取り寄せた選りすぐりの水産・農産物を扱う17店舗が軒を連ね、一軒一軒立ち寄っていては時間がいくらあっても足りません。
おすすめは「島の人」。北海道最北限の離島・礼文島に本店を構え、旬の海の幸や利尻昆布を使った製品は何を選んでも間違いありません。なかでも「礼文だし」は利尻昆布とかつお節のうま味を濃縮した出汁で、普段の料理が劇的においしくなる万能調味料として確実にリピーターになってしまいます。ドラマ「北の国から」のロケ地でも知られる美瑛の大地が育んだ農産物を販売。水と砂糖は一切使用せず、スイートコーンの水分と甘さで焼きあげた「びえいのコーンぱん」、美瑛産の5種類の豆を表面だけでなく中にもぎっしり入れた「びえいのまめぱん」はいずれも空港限定商品。おいしいんだ、コレがまた!
フライト75分前
ヤマト運輸で発送してしまう

 同じく国内線ターミナルビル2階のショッピングエリアにヤマト運輸の窓口があります。送れるものは持ち帰るより空輸する方がいっそ快適。ゆうパックのカウンターもありますが、ヤマト運輸は発送用の箱サイズが豊富であること、またスタッフが購入物を手際よく梱包までしてくれるので手続きがスムーズ。
 
フライト65分前
「札幌シーフーズ」へ突撃

 荷物を送り身軽になったら、立ち食い寿司が食べられる「札幌シーフーズ」へ走ります。「どさんこ産直市場」の一角にあるこのお店の正式名称は「札幌市中央卸売市場水産仲卸札幌シーフーズ」。つまり札幌市の中央卸売市場直送のお店です。市場の人の目で選び抜かれた新鮮な水産物はもちろん、ここの目玉はその場で食べられる旬のネタを使った立ち食い寿司。
冬はニシンやタチ(白子)がおいしすぎる! このあとの行動を考え、いただくのはお好きなネタ数貫でとどめましょう。
フライト45分前
3階の「北海道ラーメン道場」へダッシュ

 じつはラーメンの激戦地である北海道。そんな北の大地の名物ラーメンが新千歳空港内で食べられるのも忘れてはなりません。「北海道ラーメン道場」には10店舗の名店が軒を連ね、訪れるたびにどの店舗へ入ろうか迷ってしまいます。
左下は「函館麺厨房 あじさい」看板メニューの「塩ラーメン」。このお店は「函館塩ラーメン」の代表格で、70年前の創業時から受け継がれた昆布ベースのスープは美しいくらいに透明。特注ストレート麺との相性も抜群。行列必至の「えびそば一幻」は希少な甘えびの頭を大量に使用し、えびの旨味をきかせまくったスープが評判。一幻デビューは一番強くえびの風味を感じられる塩スープの「そのままえびしお」(写真右下)から行ってみましょう。
フライト15分前
「ワールドワインバー」で仕上げの一杯

 あ〜ラーメンおいしかった〜満足満足。あとは帰るだけ……と2階へ下り、保安検査場へ向かいます。が! そこでもし15分余っていれば、仕上げに一瞬立ち寄りたいのが「バイピーロート」。
オープンスペースを利用したこのお店は世界各国の銘醸ワインをリーズナブルなお値段で販売するとともに、グラスでそのときある好きな銘柄を提供するバーでもあります。
 ここで危険なのは、チーズなどおつまみを頼んでしまうこと。気付くと場内アナウンスで呼び出しがかかるという事態に陥りかねないので、ここはグラスワインのみに絞りサクっと15分で席を立つのが大人です。

 新千歳空港には、ほかにも温泉施設や映画館、ミニミュージアムなどまで併設され、地元の人も遊ぶのを目的にやって来るというほど。空港への到着はフライト2時間半前としましたが、実際は3時間あるほうが気持ちに余裕を持って出発までの時間を楽しめることをお約束します。

 北海道で楽しむアウトドアトリップは、新千歳空港で最後に打ち上げましょう。

 
 
ライター
Akimama編集部
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