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折り紙のように組み、折り紙のように畳むカヤック「オルカヤック」日本上陸!

(2014.10.27)

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オルカヤック

オルカヤック全体像。動画にもある通り、スプレースカートを装着すればロールもこなせる本格派

アキママ

サイドから。ロッカー、シェイプともにオーソドックスなスタイル

akimama

展開図。座席の前後にはふたつの隔壁(変則の六角形のプレート)を挟み込み強度を高める

orukayakakimama

左右から立ち上がった船体はデッキ中央部で接合される。凸と凹の溝を合わせ、ストラップを引いて接合。水の侵入を防ぐ。

オルカヤック収納

収納時はこんなスタイルに。重量は12kgで女性でも運搬が苦にならない重量

 毎年アメリカのソルトレークシティで開かれているアウトドア用品の見本市「Outdoor Retailer Show」。2012年にここでお披露目され、一躍有名になったのが折り紙に着想を得たというオルカヤック(Oru Kayak)。

 このオルカヤックがついに日本に上陸。この秋から全国で販売が開始されます。

 独創的なのはその構造と組み立て方法。オルカヤックのメインの構造体となるのは、一枚のポリプロピレンのシート。このシートを折り目に沿って展開して組み上げると、所要わずか5分でシートはカヤックへと早変わり! 漕ぎ終えた後は、畳んで81×33×71㎝サイズに収納できます。

 まさに大きな折り紙のようなこのカヤックを開発したのは、創業者のアントン・ウィルズ氏。創業前、サンフランシスコの小さな部屋へと引っ越した彼の悩み事といえば、倉庫のなかで大きな場所をとっていた1艇のカヤック。

 場所取りなカヤックを目の前に「折り紙のように組み立て、収納ができるカヤックを作れないか」と思いついた彼は、すぐさま試作品を製作。完成後、クラウドファンディングを通じて資金を集め、オルカヤックをスタートさせました。

 そんな出来立てホヤホヤのオルカヤックを携えて、アントン氏が訪れたのがORショーに出展していたモンベルのブース。そこにいたモンベルの会長にしてカヤッカーでもある辰野 勇氏はその先進性に感銘を受け、数度のやりとりを経て、販売代理店として契約するに至ったのだとか。

 気になるその漕行性能は、以下の動画の通り! 3.7mの全長は初心者から上級者まで楽しめる安定感と操作性。少々波だった海面でも危なげなくツーリングを楽しめます。

 狭小な日本の住宅でも置く場所に困らず、公共交通機関での移動も可能。そして、展開・撤収作業は日本人になじみ深い折り紙式で簡便!

 日本との親和性が高いオルカヤック、日本の水辺のあちこちで見かけるようになる日は近そうです。

 
オルカヤック
¥158,000+税
総重量:12kg
全長:370cm
最大幅:63cm
コックピットサイズ(縦×横):76×41cm
最大積載量:136kg
セットアップ時間:約5分
収納サイズ:81cm×33cm×71cm
問い合せ先 モンベル☎06-6536-5740
販売開始日:近日
モデル詳細ページ:
http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1843012
 
 
(文=藤原祥弘)

 
 
ライター
藤原祥弘

野生食材の採集と活用、生活技術につながる野外活動などを中心に執筆とワークショップを展開。twitterアカウントは@_fomalhaut

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