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¥4,000でテンカラデビュー! お値打ちロッド「テンカラ超飛33」

(2015.04.22)

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超飛33

プラスチックの尻栓など値段なりの部分もありますが、ひょうたん型のコルクグリップや質感はワンランク上の装い。ひと月前は¥3,000台から購入できましたが、軒並み値上がりしている模様。姉妹モデルに30㎝長い「超飛36」もありますが、こちらは若干持ち重りがするので、33のほうがおすすめです

DT1F

スターターセット一式。購入するべきフライラインは「DT 1F」。これは「ダブルテーパー(ラインの両端が先細り)の太さが1番のフローティングライン」という意味。これを釣り場に合わせて両端から長短2本切り出す(3.5〜5m)。フライラインの先には1号のハリスを1mほど結び、その先に毛鉤をつなぐ。フライラインはネット通販で30mのものが¥1,600〜

毛鉤

慣れるまでは、視認性が高く水面に浮くタイプの毛鉤が使いやすい。蛍光色の目印がついた大きめのものが初心者にはおすすめ。1個¥200〜。

 昨年から国内外で盛り上がりを見せている日本古来の毛鉤釣り「テンカラ」。渓流釣り未体験の人もちょっと気になっているのではないでしょうか。

「テンカラを始めてみたいけど、身近に教えてくれる人がいない。ハマるかわからないから高い竿は買えないけれど、安竿で失敗するのも嫌だ」

 こんな感じで、出費は抑えつつ独学でテンカラを始めたいという入門者におすすめの竿が、アルファタックルの「PSテンカラ超飛33」。

 定価は¥7,020ですが、ネットショップでは¥4.000〜。爆安といっていいお値段です。しかし、竿を振ってみるとその感触はワンランク上の価格帯のものと遜色なし!

 全長330㎝で重量は62g。価格帯の低い竿は持ち重りがしがちですが、超飛33は全長が短いので振った感触も軽快。気持ちよく振り込める6:4の調子で、初心者が1日振っても体に負担がかかりません。

 硬く、重めの竿が多いエントリーモデルのなかでは、非常に使いやすいセッティングになっています。

 糸の重みで毛鉤を飛ばすテンカラでは、「レベルライン」、「テーパーライン」、「フライライン」の3種を飛ばし糸に使いますが、超飛33は入門者でも使いやすいフライラインから、上級者が好むレベルラインにまで対応しています。

 どんなアウトドア用品でもそうですが、アイテムの良し悪しを判断できるようになるのは、2つ以上触ってから。超飛33はオーソドックスな調子なので、2本目以降の大本命を買うための授業料としても最適です。

 記事の最初に「独学で」と条件をつけたのは、この竿が初心者にも使いやすいフライラインに対応しているから。釣り味や使いやすさを追求するとレベルラインに行き着きますが、軽くて細いレベルラインは、初心者にはまず振れません。

 誰かに教えを請う場合はさておき、独学でキャスティングを身につけるなら、振りやすく、視認性の高いフライラインを使うのが習熟への早道。こちらのラインはネット通販で格安のものを入手できます。

 竿とラインに加えて必要なのはハリスと毛鉤。ハリスはナイロンかフロロカーボンの1号程度を、毛鉤は視認性の高いフライフィシング用のドライフライ(水面に浮くタイプの毛鉤)を多めに用意しましょう。

 あとは教則本を一冊買って、ネット上の動画を参考に練習するだけ。フライラインを使えば、2、3日の練習でそこそこ毛鉤を飛ばせるようになります。

 初めの一匹が釣れるかどうかは、腕ではなく、魚しだい。なるべく魚影の濃い川へ出かけることをおすすめします!
 
 

■ アルファタックル
PSテンカラ超飛33
全長:330㎝
重量:62g
仕舞寸:50㎝
継数8本
調子:6:4

※2016年版のプロショップおすすめのテンカラ竿情報はこちら!
渓流解禁! 2016年度版 価格帯別おすすめテンカラ竿

 
 
ライター
藤原祥弘

野生食材の採集と活用、生活技術につながる野外活動などを中心に執筆とワークショップを展開。twitterアカウントは@_fomalhaut

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