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埼玉県西部の平地林で開催されるアヲルフェス。森の再生を目指して。

(2018.11.02)

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 所沢や入間に残された平地林は、300年以上も前に、武蔵野を守る防風林として人の手によって作られた森だ。今では「おおたかの森」と呼ばれているが、数年前には所沢ダイオキシン問題としても話題になった場所でもある。この森の存在を多くの人に知ってもらいたいと、2012年にスタートしたフリーフェスが「OWL FES(アヲルフェス)」。今年も11月上旬に開催される。

「『おおたかの森』という場所の存在自体を地元でも知らなかった人がほとんどだったんですけど、若い世代からの認知度が非常に上がったことは実感できています。アヲルフェスが目指すそこから先の未来。牛歩ではあっても着実に進んで行ければと考えています」とオーガナイザーの目黒裕葵さん。

 フェスに来てもらっておおたかの森に触れてもらう。それが大きな目的ではあるのだけど、続けることで少しずつでも認知が上がっていくこともアヲルフェスの使命だろう。だからこそ入場無料にこだわり続けている。フェスによって森には少しばかりの負荷をかけてしまうけれど、それ以上のものが、いつかかえってくるはずだ。

 フェスの会場であるおおたかの森は、それほど広いわけではない。所沢という東京からそれほどの距離ではないものの、駐車場がないなど、アクセスがしやすいわけではない。もしかしたら、たどり着きにくいフェスかもしれない。けれどそこには自然と人が共生して、楽しく時間を過ごすエッセンスが散りばめられている。
 

OWL FESTIVAL 2018
開催日:11月4日(日)
会場:おおたかの森再生地(埼玉県所沢市北岩岡46-1)
出演:MAJESTIC CIRCUS、光風&SHANTI meets ROCKERS FAR EAST、Indus&rocks、スバラシキ、他

 
 
ライター
菊地崇 a.k.a.フェスおじさん

フェス、オーガニック、アウトドアといったカウンターカルチャーを起因とする文化をこよなく愛する。フェスおじさんの愛称でも親しまれている。

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