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南房総にフェスの風を吹き込んあわのネが最終章。次の扉がここにある。

(2019.07.05)

フェスのTOP

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 一昨年の10月に、関東にも大きな被害をもたらした台風21号。千葉・南房総の海辺にあるキャンプ場の白浜フラワーパークは、波によってサイトが流されてしまった。クラウドファンディングによってキャンプ場を再建。そのニュースはAKIMAMAでも取り上げた。この白浜フラワーパークは、6月末にはZIPANGが開催されるなど、東京近郊のフェスの会場としても知られている場所だ。

 白浜フラワーパークで働きながら、自分でもあわのネというフェスをオーガナイズしているのが米原草太さん。あわのネは今年10回目を数える。けれどこの10回でピリオドを打つことにしたという。

「始める時から10年は続けようということで決めておりました。あっという間に10年ですね。特別に最後の何かは用意してません。いつも通りゆったりと」と米原さん。

 白浜フラワーパークは、観光植物園として50年以上も前にオープン。米原さんが白浜フラワーパークで働くことになって、キャンプ場としても始動した。今も昭和のエキゾチックさが漂っている。

「白浜フラワーパークというフィールドができたので、1年に1回に注力しなくてもいい感じもしていたところでの10周年だったんです。そのエネルギーを毎週具現化できる施設を目指して作り込んでいきたいと思ってます」

 米原さんは東京で暮らしていた時代に、スタッフとしても数々のフェスに参加。フェスで自分が生まれ育った地域を盛り上げようとしてあわのネは立ち上がった。その経緯を考えれば、新しいフィールドで、コンスタントに何かができるのであれば、それがより大きな地域貢献となるはずだ。

「キャンプする人、踊る人、海で遊ぶ人…それぞれの楽しみ方を実現させて、ゆっくり過ごしてほしいですね」

 あわのネとしては最後の開催となる。けれどそこは次への扉を開く時間になることが間違いない。


 
あわのネ
開催日:7月6日(土)
会場:白浜フラワーパーク(千葉県南房総市)
出演:RABIRABI、no entry、SAIRU、マーレーズ、Spinna B-ILL、バセルバジョン、田中光、Auto&mst、CHAN-MIKA、ほか

 
 
ライター
菊地崇 a.k.a.フェスおじさん

フェス、オーガニック、アウトドアといったカウンターカルチャーを起因とする文化をこよなく愛する。フェスおじさんの愛称でも親しまれている。

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