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フジロックといっしょに暮らす湯沢町! ふるさと納税でフジロックに行こう
2025.05.30 Fri
2023年から始まったフジロックのチケットや宿泊、駐車場 や会場内での飲食ができるフードチケットなどが返礼品となった湯沢町のふるさと納税。フジロックをきっかけに湯沢町のことが大好きになって移住をした人もいるとのこと。また、フジロックは帰省! 湯沢町は第二の故郷、と言う人も多い。 そこで、湯沢町役場の企画観光課で本プロジェクトの担当として関わっている職員の田村翔さん(左)、広沢葵さん(中)、森下亮さん(右)に、ふるさと納税のススメについて、お話を伺いました。
いまでは、全国各地さまざまなフェスが、チケットをふるさと納税の返礼品として提供しています。初めてフジロックのチケットがるさと納税の返礼品になったのはいつからですか?また、その時の反響や苦労したことなどがあれば教えてください。
森下さん フジロックとふるさと納税の取り組みは2023年の開催から始まりました。フェスのチケットをふるさと納税の返礼品にするというのは、当時は全国的に前例のない取り組みだったので、どのくらい納税のお申し込みがあるのか、まったく見込みがわかりませんでした。また、会場内の飲食店などで使える「サンキューチケット」が紙だったので雨が降った時など、不安なことはたくさんありましたが、実際に会場で多くの人に利用していただいているのを見てホッとしました。実際に予想したよりもたくさんの人に寄付していただけて、手応えを感じることができました。
広沢さん 寄付と一緒に「湯沢町とフジロックが大好きです」「第2の故郷だと思っています」というお声をとても多くの方からいただけるので、本当にうれしく思っています。寄付を申し込むときにメッセージを書く欄があるんですけれども、フジロックの返礼品をお申込みになる方は、いろいろとメッセージを書いてくれる方が多くて、とても熱い思いを持っている方が納税してくれているんだなぁと感じています。
森下さん 私は当時、部署が違ったので、あまりその時のことは覚えていないのですが、この4月に現在の部署に移動してきて実際にこれまでの実績や今年の状況を見てみると、こんなに多くの方が寄付してくださっているのかとびっくりしました。
フジロックの森プロジェクトによって浅貝川に新たに架け替えられたボードウォークを象徴する「みどり橋」
フジロックは長年にわたり、地域振興だけではなく、地域資源の保全と利用というストーリーを大切にしてきました。それが多くの人の共感を呼んだと思います。また、これらの企画の背景には「フジロックの森プロジェクト」の存在も大きかったと思います。ふるさと納税によって得られた資金はどのような使途に使われるのですか?
1.美しい自然や景観を守り、安全なまちづくり
2.人口減少を抑制し、持続的な観光その他産業の振興
3.安心して暮らすための福祉・保健・医療の充実
4.未来を担う子どもたちのための子育て・教育の充実
5.その他、町長が必要と認める事業
広沢さん 使途については上記の5つの中から選んでいただけますが、自然景観の保全やまちづくりを選ぶ方が多いですね。次に多いのが、子育て環境の充実という使い道に人気があります。寄付してくださる方の年齢は40代以上の方が多いので、若い方にもぜひ寄付していただきたいですね。
ほかにも満沢町のふるさと納税の返礼品はどれも魅力的なものばかりです。お米やお酒など地域の主要な生産物は湯沢町の豊かな自然がもたらした恩恵だと思います。しかし近年の気候変動による自然環境の変化や地域産業の変化など、皆さんが子どものころから過ごしてきた湯沢町とUターンして帰ってきた今の湯沢町の違いなど、何か感じることがあれば教えてください。
田村さん 子どものころの湯沢町は夏でもエアコンなど必要ありませんでしたが、今はどの学校もエアコンが必要になっています。またお米の栽培には適した気温というのがあります。じつは近年の温暖化によって湯沢町が、ちょうどコシヒカリを栽培する吸な土地になり、もともと美味しかった湯沢のお米が温暖化の影によって、よりいっそう美味しいお米がとれるようになったという話もあります。
森下さん 変化といえば、もともと実家が宿をやっていたので、人の流れが変わったなあと感じています。私たちはフジロック会場にあるフジロックの森プロジェクトのブースで、間伐材を使ったコースター作りのワークショップを開催していますが、参加するお客さんも年々外国人の方が増えています。しかし、近年ではフジロックに関係なく、たくさんの外国人の方が湯沢町に来てくれています。
多くの人たちが、ふるさと納税を通して湯沢町を応援しています。最後にフジロックに期待することがあれば教えてください。フジロックとして僕らが何かお役にたてそうなことはありますか?
田村さん フジロックをきっかけに、湯沢町を好きになって、ひとりでも多くの人に湯沢町に住んでくれたらうれしいです。私はフジロックが大好きなので、フジロックを長く続けてほしいと思っています。フジロックが続いていくためには、湯沢町も元気である必要があると思います。そのためにも、ふるさと納税を通じて湯沢町を元気にしてもらい、さらにはお客さんにもフジロック期間中の湯沢町での暮らしを楽しんでもらいたいです。
広沢さん 湯沢町のプランドスローガンはまさに「観光立町立言、湯沢町、君と一緒に暮らす町」です。
なるほど!フジロックと暮らす町湯沢」なんですね!
広沢さん ふるさと納税を通じてお得にフジロックに参加することは、開催地・新潟県場沢町への寄付となり、これからもフジロックが持続可能なかたちで開催できる地域支援につながります。湯沢町とフジロックの未来のため、フジロックファンの皆様の熱い支援をお待ちしています。
10,000円の寄付金でもらえる場内飲食券(¥3,000相当)から、フジロック’25の入場券や駐車券 、新幹線のチケットや苗場プリンスホテルの宿泊券などがセットになったものまで、全24種類が開催地・新潟県湯沢町の返礼品となっています。ふるさと納税のお申し込みは、フジロックのオフィシャルサイトのほか、ふるさとチョイス、楽天ふるさと納税、ローソンふるさと納税からも受け付けています。
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