line_box_head

七輪×BBQで無限大の野外料理を。手軽で美味しい「和〜ベキュー」!

(2016.03.06)

ごはんのTOP

icon

初心者から上級者まで納得の「和〜ベキュー」

「BBQをやりたいけれど、何から始めていいのかわからない人にこそ、七輪を使ったBBQ、『和〜ベキュー』スタイルがおすすめです!」

 とは、七輪の活用術を網羅するサイト「七輪で作る、エコなアウトドアレシピ。」を主宰する山田健康さん。七輪を使うBBQ=和〜ベキューの家元として、七輪を駆使したアウトドア料理を紹介し続けている。

「七輪と聞くと魚介のイメージがありますが、炭を使うのはBBQグリルと同じ。BBQのように、肉を焼いたっていいんです。それどころか、鍋や鉄板、羽釜やダッチオーブンとの併用しやすさでは断然、七輪のほうが便利です」

 廉価な七輪はひとつ1500円程度で入手でき、小型BBQグリルと比べてもかなり割安、と山田さん。料理をサーブする順番を工夫すれば、一般的な丸型七輪でも3〜5人、燃焼面が大きい角形なら5〜8人程度がストレスなくBBQを楽しめるそう。

「人数が多い場合は七輪の数を増やせばいい。みんなが自分の食べる食材を丁寧に焼くから、生焼けや黒焦げになることも少ないし、なにより自分で食材を世話する楽しみがありますよ」


本場のカウボーイもびっくりの、七輪・ミーツ・ダッチオーブン。「脚付きのダッチオーブンは、七輪と組み合わせるとほどよく空気が抜けるんです」と山田さん

角形が丸型か、集成か削り出しか?

「角形、丸型ともに基本的な性能には差はありませんが、丸型は焼き面が小さいけれど熱効率がよく、角形は焼き面が広くていろんな料理が楽しめる反面、炭が多目に必要になります。鍋やダッチオーブンと併用するなら、丸型のほうがより強い火力が出せますね」

 また、ひと口に七輪といっても、珪藻土のブロックからノミなどで削り出した『削り出し』と、珪藻土の粉を焼いて固めたものの2種類があるという。

 ホームセンターで売られている廉価品などは珪藻土の粉を焼き固めたもの。削り出しに比べると強度が低いものの、それでも上手に使えば20回程度は壊れずに使うことができる。どちらを選ぶかは使用頻度と好みでよいい、と山田さん。

山田さんは「七輪本舗」の削り出しの角形と丸型を愛用。「角形と丸型を二刀流で使うと、料理の手返しがよくなり、幅も広がりますよ!」

どんな料理が楽しめる?

「日本人はすごく繊細な味覚をもっているのに、なぜかBBQとなると、河原のドラム缶で焼いた食材を紙皿で食べる、となりがち。そんなBBQのイメージから脱して、『料理を炭火で作り上げる』と考えればいいんです」

「和〜ベキューはフリースタイル。串、金網、鉄板と組み合わせれば、一般的なBBQで楽しむ料理のほとんどをつくれます。そして和〜ベキューのいちばんの特徴が鍋を使えること。汁物、麺類、炊飯で〆るのもお手のものです」

 山田さんが家族や仲間と和〜ベキューを楽しむときは、「緩急」に気を使うという。

「BBQグリルと比べると七輪は焼き面の大きさが小さいので、パーティーの序盤はさっと炙って食べられるものを用意します。たとえば、カツオのたたき。七輪の暖気がてら藁束を燃やして、大火力でさっと炙ってタレをかける。1品目で胃が落ち着けば、続く料理はゆっくり楽しめるものなんです」

山田さんの夏場の定番、カツオのたたき。「カツオに限らず、マグロのブツや、新鮮な鳥のたたきなど、1品目はすぐに食べられて、さっぱりしたものならなんでもいいと思います」と山田さん

 山田さん曰く、和〜ベキューのコツは「いい食材を少しずつ」。2品目以降は吟味した魚や肉に野菜を織り交ぜながらを展開し、最後に米飯、麺類で〆るという。

「炭の火力の移ろいに合わせるのも腕の見せ所。冷たかった七輪が十分に熱くなり、火力が安定したところでメインの料理を楽しみ、熱が落ちてきたところで締めの炊飯の蒸らしに入る、なんてできると美しい(笑)。もちろん、料理に合わせて炭の出し入れをしてもいいですよ!」

BBQの花といえば、肉。「使う食材を全体的に『ちょっとだけ、いいもの』にすると、食べおえたときの感動がちがいます。最近は、狩猟採集仲間のとってきたジビエがメインになることが多いです」

天然うなぎとサンマの塩焼き。「炭火で焼き上げる魚料理は、日本人でよかった! と思わせてくれますよね。旬の魚は、微妙な火加減が調節できる七輪で!」

もち米を詰めた丸鶏のスープと、カニの蒸し焼きをダッチオーブンで。鍋を使いやすいのも七輪ならでは

〆は炊飯! 「炭の遠赤外線のおかげなのでしょうか。同じお米でも、家で炊くのとは味が格段に違います。上で紹介した七輪本舗では、七輪に対応する羽釜をリリースしています。これはオススメ!」


収納もらくちん!

「使い終わったら、十分に冷ましてからコンテナボックスへ。私の場合は、着火剤や残った炭やトング、串など一式を収納しています。角形七輪でも装備と合わせて30×30×45㎝のコンテナにすっぽり収まります。輸送や収納の面でもコンテナボックスが使いやすいと思います」

衝撃に弱い七輪もコンテナボックスへ収めれば安心! 七輪の汚れも気にならない

 以上が山田さんの提唱する「和〜ベキュー」の概要。興味がわいた方は道具やレシピ、小ワザを網羅した山田さんのサイトへどうぞ! 

「七輪で作る、エコなアウトドアレシピ。」

 
 
ライター
Akimama編集部
line_box_foot