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【好評連載】山好き料理家カノウヒナタの「山つまみ12ヶ月」 第3回 さきいかで餅ピザ(熱燗を添えて!)

(2018.01.25)

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登山雑誌やアウトドアイベント、テレビなどの様々なメディアの場で
「ごはん」にまつわる仕事をされる料理家・カノウヒナタさん。
時間ができるたび山へでかけるというご本人の経歴を活かした連載が好評です。
そのテーマはずばり『山で作って楽しむおつまみ』。
月に一度、自他ともに認める“呑兵衛”の腕をAkimamaで振るっていただきます。

 
 こんにちは、カノウヒナタです。

 山の準備で毎回悩むのが、ビールなどのお酒。山で最高の一杯を飲みたい欲望と、重い荷物をかつぐツラさとを天秤にかけ、頭のなかで葛藤が生まれます。結局、欲望に負け、荷物は重〜〜く……というのは、私だけではないですよね??

 そんな山好き呑兵衛さんのために、この連載ではお酒をよりおいしくしてくれる’’山つまみ’’を紹介していきます。

 今回は「さきいかで餅ピザ」のご紹介!

 チーズとさきいかとかつお節の旨味の相乗効果で、お酒が進む!進む! 気をつけてください(笑)。
<材料>(直径20cmのフライパン使用)
・とろけるチーズ 2枚    
・さきいか 25g   
・スライス餅 1袋(5枚)
・マヨネーズ 適量
・かつお節 1袋 
・乾燥ワケギ(ネギ) 1袋

 スライス餅という少しめずらしい材料が入っていますが、今回のレシピ自体は調理もとっても簡単!

 テフロン加工のフライパンに材料を順番通りに乗せ、火にかけるだけ。やっぱり山ではこういうのが嬉しいです。

 ではさっそく作っていきましょう。
 とろけるチーズを半分に割き、底に並べます。
 チーズの上にスライス餅を並べていきます(入らない場合は折ってから並べる)。
 その上にマヨネーズを薄く適量塗り、さきいか、かつお節も散らしたら中火にかけます。
 チーズのジューッという音がなくなり、縁が香ばしい色になってきたら完成の合図。
 ちなみに裏はこんな感じ。カリッカリに焼けたチーズがたまりません!
 焼けたら乾燥ワケギを散らせば完成!

 お餅は気軽に山へ持っていける炭水化物。しかも白米よりも消化しやすく、腹持ちのよい食材なので山では好都合です。今回の餅ピザは、具材次第でおつまみにもおやつにもなる万能レシピ。ほかには桜海老や海苔、塩昆布などを合わせてもおいしいですよ。

 家で作るなら生のネギを使ったり、明太子をのせたり……タラっと醤油をかけて仕上げてもおいしいです! ついつい余らせてしまうお餅を使って(切り餅は薄くスライスすればOK!)ぜひ作ってみてくださいね。

 さぁ今回も食べてもらうのは夫です。こちらも大の酒好きなので、山つまみとしての評価も兼ねて。

 さて、評価は……、星4つ★★★★☆!

「いやー、うまい。今回の食材はかさ張らずに持ち運べそうだしいいね。チーズのパリッとした食感の上にもちもちの食感が楽しい。旨味いっぱいでこれはなかなかの一品! ちなみに星がひとつ少ないのは、さきいかが大きくて食べづらかったから! 小さく割いて食べやすくしたらいいのかも。合う酒は……やっぱりビールかな。もしくは缶のレモンハイ」

 なかなかの好評価でペロリと完食してくれました!

 ただ、個人的には新年一発目は日本酒に合うつまみを〜!と思っていたのだけれど……なかなか家族であっても人の好みは難しいですね……。ともあれ、私は熱燗といただきます。
 山ではカップ酒を湯煎して、湯煎したお湯は朝のコーヒー用に。

 さ、おいしいお酒とつまみで今年も楽しく山歩きができますように!
(文・写真=KIPPIS 料理家・カノウヒナタ)

 
 
ライター
カノウヒナタ

山と料理、お酒をこよなく愛する料理家であり、「自然のなかで楽しむ食事」をテーマに活動しているKIPPISのメンバー。富山県黒部市に移り住んで今年で3年目。昨冬痛めた足もいよいよ復活の兆しで、登山でリハビリ中。最近のマイ山酒ブームは富山の地酒「千代鶴」「勝駒」。カノウヒナタinstagram

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