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日本最後の秘境でひと足早い夏休み! 「西表島無人地帯冒険ツアー」

(2016.02.15)

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 日本でもっとも原生自然が残っている場所のひとつが沖縄県の西表島。約130㎞ある島の海岸線のうち、道路が敷かれているのは島の東半分の約60㎞のみ。残る西半分には道路はなく、天然の海岸線が広がっています。

日本の南西の端、八重山諸島のなかでもとくに豊かな自然が残る西表島。島の面積の約9割は森林に覆われている

 しかもこの西半分は内陸にも自動車道はありません。セマルハコガメやイリオモテヤマネコなどの貴重な野生動物が住まう、まるっきりの天然林に覆われています。

 こんな豊かなフィールドでシーカヤックを中心としたツアーを催行しているのが「バジャウトリップ」の赤塚義之さん。季節に寄り添い、そのときどきにいちばん西表島の自然を感じられるツアーを展開しています。

 そんなバジャウトリップが、干満の差がとくに大きくなる春の大潮を狙って企画するのが「コーラルウェイトレッキング」。大潮の干潮時に現れる干瀬(ピシ)とよばれるサンゴ礁の上を歩いて島の無人地帯を踏破します。

大潮の干潮時に姿を表す干瀬。島の人々はこの干瀬を歩いて魚を捕り、釣りを楽しんできた。歩くのは生きたサンゴの上ではなく石化した古いサンゴの上になる

「島の西側は沖までサンゴ礁が発達するので、カヤックで訪れてもせっかくの風景を遠望することになります。その点、春の大潮のタイミングは干潮時に干上がった干瀬を歩けるので、西表島の雄大な自然を目近に望むことができます」と赤塚さん。

「ある程度長い時間 干瀬の上を歩けるのは春から初夏のみ。西表島の初夏は、かなり暑くなるので、歩くなら4月ごろがベストシーズンです。コース上にはマングローブ林や密林もあるので、西表島の自然のいろんな面を見ることもできます」

岩場が海に迫る場所では、ときに腰まで浸かりながら突破する

 ツアーの日程は2泊3日。リーフのなかを泳ぐ小魚を見ながら歩き、周囲数キロに誰ひとりいない無人の海岸にキャンプを張ります。満天の星の下のキャンプ地には、ヤシガニが訪れることもあるそう。

「歩行時間は潮が引いている5〜6時間。高低差も小さいので一般の登山ほど過酷ではありません。潮位が上がる時間はビバーク地でのんびり過ごします。ご希望にあわせて自然観察や釣り、野外活動の技術の伝授などもできますよ」

浅瀬で背びれを海面から出して泳ぐのは、大型のヒラアジ類など。歩くコースのほとんどが、日本でも第1級の釣り場でもある

 ツアーの参加に必要なのは、バックパック、テント、寝袋などの基本の装備。「道具はないけれどどうしても参加したい!」という人にはレンタルの相談にも応じてくれるそう。

降るような星の下で焚き火を囲む。条件にめぐまれればこんな夜をすごすこともできる(写真=柏倉陽介)

 西表島への玄関口となる石垣島にはLCCが乗り入れるようになり、以前よりもぐっとアクセスのハードルが低くなりました。今予約を入れれば、関空〜石垣は往復でなんと1万6000円!

 4月ともなれば西表島はTシャツですごせる陽気。今年は夏休みを思いっきり前倒しして、大自然のなかでキャンプしてみてはいかがでしょう?

 ツアーのコースと詳細は、以下のバジャウトリップのブログから!

■バジャウトリップ コーラルウェイトレッキング
ツアー料金:¥40,000
催行日:第一弾4月8〜10日 第二弾4月22〜24日
http://ameblo.jp/driftwoodbeech/entry-12120836740.html

 
 
ライター
Akimama編集部
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