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【行ってみた】日本最北の地は宗谷岬。じゃあ、日本最北のゲレンデは?

(2017.02.22)

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 日本最北の地と言えば北海道は宗谷岬です。この地には、日本最北の飲食店や日本最北のガソリンスタンド、日本最北の民家など、ものの数だけ最北があります。で、滑り好きのAkimamaスタッフは考えました。
「じゃあ日本最北のゲレンデってのもあるんじゃない?」

 何しろ場所は北海道。きっと果てしない大地を見下ろす雄大な山に、どーんと大規模な斜面がひかえているに違いありません。最北端というだけで心が躍るのに、そこで滑るとなれば感慨ひとしお。目指せ、最北のゲレンデ!

 というわけで北海道を北上。途中、石油の香りがするお湯が湧く「豊富温泉」あたりから、Googleでスキー場を探します。その中で、最も北にあるゲレンデに目星をつけてルートの目的地に設定。新鮮な感動を得たいので、あえてゲレンデの詳細は調べません。ただ、場所さえ分かればそれでよし!

 こうして勇んで乗り込んだのがこちら「稚内市こまどりスキー場」という、それはそれはかわいらしい名前のスキー場。ここより北にスキー場はありません。地図で見ても、正真正銘これが日本最北端のゲレンデです。

 では、そのゲレンデ最頂部からの眺望をお届けしましょう!

そこから見えるのは、日曜大工センターやドラッグストア、コンビニ、そして住宅! 雄大ではあったけれど、完全に街中のスキー場でした。こんなロケーションのスキー場は初めて。そして、こんなにも広い海を見ながら滑るのも初めてかも!

コースマップ前にて。リフトは2本、コースは全部で3コース

ボトムから見上げるとこんな斜度です。参考までに、この日の積雪は13センチ。ですがしっかり圧雪してあるのでまったく問題ありません。そもそも稚内あたりは気温が低いので、いったん降った雪は長く残ります。これくらいあれば、ゲレンデ運営に支障はないようです。加えて言うなら、しっかり踏み固められた雪はスピードのノリも良く、緩斜面ながら気持ちの良いスピード感で滑る事ができます

そして、これぞローカルゲレンデならではの風景。ゲレンデには多くの小学生!! かわいらしい名前のスキー場に、溢れんばかりのキッズたちが可愛すぎる!!! 景色は思いっきり街ですが、空の広さが北海道でした

ゲレンデの真ん中にはパークエリアが設けられており、こんな立派なキッカーも完備。ゲレンデスタッフの中に、そうとうお好きな方がいらっしゃるとお見受けします

 決して雄大なロングランを楽しめるわけではなく、パウダーに嬌声を上げることはありません。が、そこに暮らす人の生活に密着したスキー場は、なんだかのんびりほっこりしてイイ感じ。最北のゲレンデはスキー授業のフィールドとして活用されながら、地元のスポーツレクリエーションに貢献する都市型のゲレンデでした。

 あなたのスノーライフに、最北のゲレンデでの滑走を刻むのはいかがでしょうか?

ゲレンデの営業時間など、詳しくはこちらへ。
稚内市こまどりスキー場
http://w-shinko.co.jp/komadori-ski/

 

ちなみに。この日の宗谷岬からはサハリンが見えていました。よ〜〜く目をこらすと、水平線の上に白く山並みが浮かんで見えます。あそこにも雪山があるかと思うと、旅心がズキズキとうずきます。行ってみたいな〜〜

 
 
ライター
林 拓郎

スノーボード、スキー、アウトドアの雑誌を中心に活動するフリーライター&フォトグラファー。滑ることが好きすぎて、2014年には北海道に移住。旭岳の麓で爽やかな夏と、深いパウダーの冬を堪能中。

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