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難しそうな自在結びとトラッカーズヒッチを固結びだけで考えてみる【動画付き】

(2018.08.21)

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 ボクがアウトドア遊びを始めた頃は、技術も考え方もあらゆることがもっとシンプルだった。情報も便利な道具もなかったことが主な理由だが、ああだこうだ言いながらナイフと細引きで屋根を作ったりするのが楽しかった。

 今は情報が溢れ、あらゆる技術が難しくなってきている。特になかなか紙面では伝わらない地図読みやロープワークなんかは複雑化が進んでいるように感じる。ボクらの時代は「北さえわかれば良い」「ふた結び(固結び☓2)さえできればどうにかなる」と先輩に教えてもらったが、今のコンプライアンス時代そんなことを教えると、何を言われるかわからない。野外遊びさえ堅苦しい時代だ。

 キャンプで使うロープワークくらいなら大丈夫だろうと、固結びしか使わないロープワーク動画を撮影してみた。使う結び方はこの固結びだけ。

 基本として【固結び】をロープの途中でやると【引き解け結び】になる。木などに回すと【ひと結び】になり、【ひと結び】を2回行うと【ふた結び】になる。これさえ理解できれば、難しそうなあんな結び方もこんな結び方も、実は固結びの応用なのに気づくはず? 詳しくは動画でどうぞ!

 自在結びと聞くと難しく感じるが、固結びを3回やるだけ。
 トラッカーズヒッチと聞くと難しく感じるが、固結びを3回やるだけ。

 動画で何度も言ってるが、実際は結びつける場所やロープの質によって、摩擦力を増やすために【ひと結び】の回数を増やしたりするが、それを話し始めると複雑になってしまうし、ああだこうだ言いながら自分で工夫してみるのが楽しいし、基本がわかれば応用も容易なはずだ。

 ボク自身、今まで様々な人から便利な結び方をたくさん教えてもらったが、最後に残るのは自分の手癖に合った結び方で、ミスしない結び方ばかりだ。みなさんも自分に合った結び方を見つけてみて!

 ちなみに動画の結び方はボクの手癖で通常とは逆が多い。個人的にはキャンプならシベリアンヒッチ(変形引き解け結び?)を多用する。

 
 
ライター
森 勝

低山小道具研究家。元アクセサリーデザイナー。発明コンテストで賞金10万円を獲得した経験もあるギア好き。ブログは自転車とアウトドアライフ(遊び)

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