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フェスおじさんの「フジロックはこれを見なきゃ!」第6回 新時代のカリスマ CON BRIO

(2016.06.19)

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サンフランシスコを拠点にするコンブリオ。「気迫を持って」という意味を持つバンド名だ。現在のメンバーは7名。ボナルーでは、オープニングを飾った。

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6月に日本とヨーロッパで先行発売されたファーストアルバム『パラダイス』。アメリカでは7月中旬のリリース。日本盤にはボーナスとしてスティービー・ワンダーの「Living For The City」のカヴァーも収録されている。

 ミュージシャンにインタビューする機会があると、今、どのアーティストに注目しているのかという話題になることが多い。春から夏にかけての時期であれば、フジロックに来日するミュージシャンではどうか、と話が盛り上がっていく。

 フェスエコの取材でインタビューしたSuchmosのメンバーにもそんなことを聞いてみた。Suchmosから帰ってきた答えが「Con Brio」だった。「発表されているラインナップで、まったく名前の知らないバンドを調べていたんですね。そしてコン・ブリオってYOUTUBEで映像を見てみた。ボーカルは俺たちよりも若い。俺ら的には、ブルーノ・マーズ級の新型スーパースターが来たぞ、みたいになっているんですよ」とSuchmosのYONCE。取材が終わって、コン・ブリオの映像を見てみたら、確かに新しい才能が見えてきた。

 今年23歳になるカリスマ性に溢れるジーク・マッカーターを中心にしたコン・ブリオ。結成は2013年で、去年セルフプロデュースでファーストEPをリリースし、本格的に活動を開始した。今年になって、オーストラリアのバイロンベイ・ブルース・フェス、アメリカのボナルーやマウンテンジャム、オランダのノース・シー・ジャズ・フェスなどのビッグフェスの出演を決め、そしてフジロックにやってくる。日本とヨーロッパで先行発売されたファーストアルバムが発売されたのは6月15日。まだファースト・アルバムがリリースされていないのにもかかわらず、これだけのフェスからオファーが来ているという事実だけでも、彼らがいかに注目されているのかがわかる。

 ファンクでソウルフルでエネルギッシュ。ジーク以外のメンバーは、長く音楽活動を続けているツワモノたちで、演奏のスキルも高い。ブラックミュージックというフィールドだけではなく、新しい時代のスタート言えるだろう。

 フィールドオブヘブンのライブはもちろん、金曜深夜に予定されているクリスタルパレステントのライブも要注目。

 
 
ライター
菊地崇 a.k.a.フェスおじさん

フェス、オーガニック、アウトドアといったカウンターカルチャーを起因とする文化をこよなく愛する。フェスおじさんの愛称でも親しまれている。

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