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生まれ変わったカリマーに注目! デザイナー、ラリー・オルムステッドの語る新生カリマーの世界

(2013.04.24)

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karrimor interview

カリマーのデザイナー、ラリー・オムステッドの語る新生カリマーとは?

karrimor

カリマーが産まれたのは、第二次世界大戦直後の1946年のこと。イギリスの北西部で産声をあげたカリマーは、以来、山岳・アウトドアの世界を歩み続け、“定番”と言われる商品を次々と発表してきた。なかでもファンの多いのは、“リッジ”と“クーガー”であろう。デザインにおいてはイギリスらしいスマートさを保ちつつも、機能においては妥協を許さない強いこだわりを持つ。これがカリマーがカリマーであることの理由である。“go further”は、2013年、カリマーのキーワード

cougar

cougar 70-95 29,925 yen/cougar 50-75(W's) 28,350 yen/cougar 40-55(W's) 24,675 yen

ridge

ridge 40 19,950 yen/ridge 30 18,375 yen/ridge 25 15,750 yen

hot crag

hot crag 40 18,375 yen/hot crag 30 17,325 yen/hot crag 25 15,225 yen

 リュックサックの定番ブランドとして知られるカリマーが、2013年に人気モデルの“クーガー”と“リッジ”をリニューアル。また、“ホットクラッグ”という新商品を発表した。先日、公開されたカリマーの特設サイト[Karrimor 2013 spring & summer go further]に詳しいので、注目したい。

 特設サイトでは、15年にわたってカリマーのデザインを手掛けてきたイギリス本社の専属デザイナー“ラリー・オルムステッド”が、製品づくりのコンセプトやこだわりの哲学、そして新生カリマーについての魅力を語っている。
                                   

「私のデザインに関する哲学とカリマーの製品づくりの姿勢には、とても共通するものがありました。私が重要だと信じていることは、長く残り、そして愛されるものであること。それは、カリマーも同じでした。いっしょに仕事をしていて感じたことですが、カリマーもその製品たちが、長く残り、そして愛され、しっかりと機能を果たすような、ものづくりを心掛けているのです」

「私の哲学とカリマーの姿勢。このふたつが出会ったとき、美しく機能的なリュックサックをつくりあげることに成功したのです」

「デザインをするときに心掛けていることは、ミクロとマクロの双方で機能することです。リュックサックのデザインは、総合的な観点からアプローチする必要があります。ある特定の箇所のみを改良したリュックサックは、果たして、ひとつのリュックサックとして充分に機能するのでしょうか? ユーザーにとってよい影響をもたらすものでしょうか? 私は心から、リュックサックと人との深い関係や魅力あるデザインをクリエイトしたいと考えています」

「しかし、もっとも困難なことは、一歩下がってその全体像を見極めることでしょう。だから、問題をしっかりと直視し、全体像を遠くから見つめることに多くの時間を費やしています。それぞれの機能が、どのように連携して動作し、ひとつのリュックサックとしてバランスがとれているか見極めるのです」

「それは、私にとってもっとも大切なこと。なぜなら、結果として、最高の品質とすぐれたパフォーマンスは、リュックサックに必要なすべての要素をもたらすからなのです。それぞれの要素がひとつとなり、リュックサックが完成するのです」

                         
 2013年の今年、カリマーはいままで培ってきた製品づくりのノウハウを駆使して、定番モデルのクーガーとリッジをブラッシュアップ。機能面でのさらなる充実を図っている。さらに、ライトウェイトという新しいカテゴリーのために新商品“ホットクラッグ”も発表している。

 今シーズンの山登りは、ラリー・オムステッドの語る新生カリマーに“荷物”も“想い”も託してみては?

                                                                

 

interview rucsac designer “Larry Olmstead”(日本語字幕付き)

                                                                

 
 
ライター
tetsu

山岳•アウトドア関連の出版社勤務を経て、フリーランスの編集者に。著書に『テントで山に登ってみよう』『ヤマケイ入門&ガイド テント山行』(ともに山と溪谷社)がある。

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