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鉄ゲタまで買えてしまうあの北の有名店に行ってみた

(2015.01.14)

道具のTOP

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「なにこれ!」を何度口にすることか。思わず足を止めるユニークな製品も多々

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昭和30年、テント製作所としてスタートした秀岳荘。現在札幌市内に2店舗、旭川市に1店舗を構える

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とくに北大店は物量がすさまじい。半日ほどかけてゆっくり見ていきたいほど

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カジュアルラインもじつは充実。シェラデザインやマナスタッシュ、チャムスなども置かれる

 お正月明けから、現在も北海道をグルグルと巡っているAkimamaスタッフ約1名。一番の目的は“いい雪を滑ること”なのですが、もちろんそれ以外にも様々な楽しみがあるのが北海道。なかでも優先順位をかなり高めに設定していたのが、国内でも老舗といって間違いのない、登山とアウトドアの専門店「秀岳荘」を訪ねてみることでした。

 現在、札幌市内に2店舗、旭川に1店舗を構える秀岳荘ですが、昭和初めの設立当初は、小さなテントメーカーとしてスタートし、自社工場でテントや、そのほかザック、幌などを受注生産しながら、山道具を扱う店舗を道内に出すようになったことで知られています。

 そんな秀岳荘(今回行った北大店)の最大の魅力は、「品揃え」と「豊富なスタッフの知識・経験」。道内のスキーや登山、クライミング業界で名の通った方々が各フロアでスタッフとして実際に勤務していることに加え、空きスペースがあればすかさず陳列するような物量の多さに誰もが驚くはずです。

 物陰に隠れた棚や、床に置かれた段ボールに商品が無造作に陳列され、なかにはこちらが心配するほど儲けを度外視したような値段設定のものも……。カラビナなど登攀で使うような消耗品は、近所の北大山岳部の懐にとてもやさしいお値段設定だし、クマ鈴・ベアスプレー・フードコンテナなど、北海道の登山に欠かせないヒグマ対策アイテムも充実。誰が買うのか想像しがたいトレーニング用の鉄ゲタや、オリジナル尻皮、さまざまなツールの純正パーツなどまで、ちょっとクラクラしてしまう物量なのです。当然、セレクトショップのような整然とした雰囲気は皆無なのですが、その反面「掘り出しものを見つけるぞ!」的な闘志が燃えたりもするわけです。

 そんな品揃えでありながら、かといって商品をただ売るだけでなく、メンテナンスサービスが充実しているのは「道具を大切に使い続ける」という秀岳荘の美学からくるもの。札幌市内にもう一店舗ある白石店には自社工場が併設され、リペアやオリジナルの製品作りも行われています。

 ……なんてことを感じながら、店舗内をウロウロしていると、スキーや山岳雑誌といったメディアに登場する北海道の有名どころに出くわすのもこのお店のおもしろさ。実践に基づいた道具や、北海道の山情報が集まる場所なのだから、当然かもしれません。

 もし北海道を訪れることがあれば、ぜひとも時間を取ってぜひこの「秀岳荘」に足を伸ばしてみてください。楽し過ぎて目的の売場に一直線で行ける人はいないと思いますが……!

秀岳荘 北大店
■住所:北海道札幌市北区北12条西3丁目
■TEL:011-726-1235
■営業時間:10:00〜19:00
■定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
■フロア:1F グッズ
     2F 登山・ギア
     3F ウェア
     4F ボルダリングジム
■アクセス:札幌市営地下鉄南北線「北12条駅」2出口から徒歩約1分

 

 
 
ライター
Akimama編集部
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