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【撮って出し】ギアを背負うのではなく“着る”。特殊部隊気分のユニークで画期的なベスト

(2013.12.03)

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ベストの装着で思わず立ち方まで気合いの入るAkimamaスタッフ

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大小多彩なポケットワーク。胸元からはハイドレーションのチューブを引き出せる

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背面の大ポケットには、ショベルやプローブを収納する専用スリーブも付いている

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 関係ない人にはまったく関係ありませんが、あるスポーツ好きだけは思わず前のめりになってしまう特殊なベストをご紹介しましょう。

 その名も「BC VEST」。DAKINE(ダカイン)というブランドが今シーズンにリリースしたものです。

 このネーミングだけですでにピピっとアンテナが動いた人、「むふふ、おぬしも好きよのぅ」と思わず肩をたたきたくなります。まぁ、あまりジラしてもなんですので製品の正体をお伝えしますと、ずばりバックカントリー好きのスキーヤーやスノーボーダー向けに作られたベストなんですよね。

 一般的に、スキー場のゲレンデと違い、自然そのままの雪山を滑ることを「バックカントリースキー(スノーボード)」と言うのですが、スキー場のように安全管理がされていない場所が活動の場となるだけに、装備も専門的なモノが必要になります。

 こういったバックカントリーで朝から午後まで雪山に入る場合、だいたい30リットル前後のバックパック(スノーボーダーはボードを取り付けられるモノ)を背負います。滑り出す場所まで徒歩で雪山を登るために必要な道具や、行動食、ドリンク、防寒具、エマージェンシーキット、雪崩に遭遇したときの救助に欠かせないアバランチギアといった「マストアイテム」を収納するのですが、そこそこの荷物となります。

 このベストは、そんな持ち物をスマートに身につけられるベストなのです。釣りのベストのように様々なポケットがあり、アバランチギアやドリンク、行動食などを入れても充分お釣りがくるビッグサイズのポケットも背面に装備。「なにより“背負う”のではなく“着る”ことによって、これまで背中側に感じていた『荷物』の存在感がグンと薄まり、とくに身体の向きを横にして滑るスノーボーダーは、バックパックに振られる感覚がずいぶんと軽減されるはずです」とは、販売店のひとつ西東京市のプロショップ「HEAVEN STORE.B」の中本オーナー。

 もちろん、1日かけて行くようなバックカントリーの道具を全部身につけられるわけではありません。どちらかと言うとこのベストは、ここ近年ジワジワと人気のサイドカントリー(スキー場からアクセスするような近場の管理外の斜面など)を利用する人向けに作られたもの。何の装備も持たず、丸腰でときに危険なサイドカントリーの斜面に入る人があとを絶ちませんが、まさにそういった人にこそ勧めたいベストです。昨シーズンに登場したザ・ノース・フェイスの「パウダーガイドベスト」も同様のことがいえるでしょう。

 前述の「HEAVEN STORE.B」では、あまりの人気ぶりに残り数着とのこと。興味がある人は、背面の構造なども確認できる動画でチェックしてみては?

DAKINE/BC VEST
■価格:18900円
■サイズ:S/M、L/XL
■重さ:0.9kg

【お問い合わせ】
HEAVEN STORE.B
TEL.042-451-7791

 
 
ライター
Akimama編集部
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