バイオロギングとは、生物の体にカメラやロガー（位置やそのほかの情報の記録装置）を取り付けて、人が追跡できない間彼らが何をしているのかを記録すること。

　クジラやウミガメ、渡り鳥やマグロなど、その生活史に謎を残している種の調査法として取り入れられ、近年目覚ましい成果をあげています。

　これに貢献したのは電子技術の向上。計器類が小さく、軽く、長寿命になったことで、生物の体重に比して負担が小さいものが作れるようになりました。

　でもそれって、最先端の研究をする人のものでしょ？　と思ったあなた、そんなことはありません。あなたのご近所にも、人の間で生活しながら野性を失わない動物がいるではありませんか！　そう、ネコです。

　ネコの飼い主なら、一度や二度、家から出て行った愛猫が、自分が知らない間どこで何をしているのか覗いてみたいと思ったことがあるはず。今回紹介する道具があれば、その疑問が解消されます。たったの3000円で。

　ということで、「テンダー先生のその辺のもので生きる」第2回は、超小型ネコの目カメラの作り方です。こちら↓からどうぞ！